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space.pngCBSG Japan | 野生生物保全繁殖専門家グループ日本委員会

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2013

ワークショッププロセス・習得セミナー


第10回アジアゾウ飼育・健康管理研修2013について

この研修会はタイで行われていた人工授精のための精子採取、ドイツチームの人工授精成功など動物園に於けるアジアゾウの飼育に大きな流れが出来ていることを知り、日本でのアジアゾウ飼育は120年の歴史がありながら繁殖が見られないことを見直す必要があると考え、チェンマイ大学獣医学部と相談し全面協力の基、野生生物保全繁殖専門家グループ日本委員会(CBSG Japan)とアジア産野生生物研究センター(AWRC)で共催し、日本動物園水族館協会、エレファント・トーク等の後援・協力を得て平成15(2003)年から10年10回を目標に開始しました。
ついに今回で10年の最終回を終えました。
振り返ると参加者累計219名となり、日本の動物園界でもアジアゾウに対する飼育法等にも新しい試みを入れるなど、これまで見られなかった繁殖も見られる様になり、この研修が僅かでも良い影響を与えられたのではないかと考えております。
これまで、この研修を盛り上げてくださった多くの参加者の方々、そしてご協力いただいたチェンマイ大学獣医学部ほか関係機関の皆様にスタッフ一同深く感謝いたします。

レポートは、こちら

「第10回アジアゾウ飼育・健康管理研修コース 2013」のお知らせ

CBSG Japan・AWRC 共催
「第10回アジアゾウ飼育・健康管理研修コース 2013」のお知らせ

平成15(2003)年から、世界でただ一校「ゾウ学」の授業を持っているタイ国立チェンマイ大学獣医学部の全面協力の下、「アジアゾウ飼育・健康管理研修コース」を毎年実施しており、今年度は記念すべき第10回を実施することができることになりました。

これまでにこのコースの参加者は動物園関係職員、学生など190名を超えています。
誰もが知っている「ゾウ」のはずなのですが、実は専門的に知っている方は意外と少ないのです。
野生動物に興味があり、特にゾウ(アジアゾウ)につぃて専門的に是非勉強してみたいと言う方には絶好の機会だと思います。
ふるってご参加ください。

募集要項
件名:第10回アジアゾウ飼育・健康管理研修コース 2013
開催日:平成25(2013)年3月3日(日)から3月7日(木)帰国は8日
場所:タイ王国 チェンマイ市
募集対象:動物園及び関連施設関係者、獣医学並びに動物学関係専攻学生など
費用:20万円(航空運賃=新千歳・成田・中部・関西・福岡発着分、食費、
宿泊費、教科書、実習費など全て含まれます。
募集人数:30名(申し込みは振り込み確認後、正式受付となります。
募集期間:一次、平成24(2012)年12月1日から25日 30名で締め切り

二次、平成24(2012)年12月28日から25(2013)年1月20日まで

アジアゾウ飼育・健康管理研修ツアーIX(2012)

平成23年度野生動物研修のお知らせ

今年の1月にNHK BSで紹介された世界でただ一校ゾウ学の授業を持っているタイ国立チェンマイ大学獣医学部の全面協力の下、平成15(2003)年から「アジアゾウ飼育・健康管理研修コース」を毎年実施しておりますが、今年度も第九回研修コースを実施することができることになりました。
これまでにこのコースの参加者は150名を超えています。
野生動物の中でも最も人気がある「ゾウ」に興味がある方で是非勉強してみたいと言う方には絶好の機会だと思います。
ふるってご参加ください。

募集要項は次をご覧ください。
アジアゾウ飼育・健康管理研修ツアーIX(2012)申し込み書

<目的>
ゾウを専門的に知り、保護(生息環境・種の保存)を考えるととむに、アジアでの動物と人との関係を理解する。


2011.11.15 アジアゾウ飼育・健康管理研修ツアーⅨ (2012)

開催日 :平成24(2012)年2月27(月)-3月3日(土)

場 所:タイ王国、チェンマイ市

募集対象:動物園及び関連施設関係者・動物学関係専攻学生など

費 用:20万円(国内国際線空港(成田・中部・関空・福岡)発着-現地交通費、食費、宿泊費、教科書、実習着など 全てが含まれます。)

募集人数:30名(申し込み、振込確認後30名になり次第、締め切りとなります。)

募集期間:平成23年11月中旬-平成23年12月26日(月)

研修ツアー詳細: 研修ツアー申込書のエクセルデータには、参加申込書と日程のページが記載されています。ご確認ください。

アジアゾウ飼育・健康管理研修ツアーIX(2012)申し込み書

「両生類の箱舟A-Ark日本ワークショップin広島・A-Ark種選定検討会議」


2011年1月20・21・22日の3日間、広島市安佐動物公園にて CBSG/A-Ark、CBSG Japan、JAZAおよび(財)広島市動植物園・公園協会(広島市安佐動物公園)の主催により、日本産両生類の域外保全について、その必要性を検討し、緊急度を諮ってランク付けをし、具体的な域外保全計画への適切な助言を与えるため「両生類の箱舟A-Ark日本ワークショップin広島・A-Ark種選定検討会議」を開催した。

会議内容:

日本産両生類全種(有尾目24種と無尾目38種)について、A-Ark方式のワークショップアセスメント項目の要約に基づき、その域内域外保全の優先度とA-Ark種保全上のカテゴリーを選定すること(セクション1)と、具体的な域外保全計画についてその適性を検討する(セクション2・3)ことを目的としています。

 セクション1は種の評価で、Kevinたちの助言を受けながら検討委員全員で、種ごとにアセスメントの質問を埋めてスコア計を算出し、保全上の優先度と保全役割カテゴリーを選定し、無尾目、有尾目の絶滅危惧種を検討した。

 セクション2は、域外保全計画の承認と創始個体の収集に関するアセスメントの検討をし、JAZAの種保存対象種5種(オオサンショウウオ、ホクリクサンショウウオ、ハクバサンショウウオ、イボイモリ、イシカワガエル)の繁殖計画と、JAZA各園館が独自に取り組んでいる種あるいは取り組みたい種について提案。

 セクション3は、具体的な域外保全計画の実施に関する件で、安佐動物公園のオオサンショウウオの域外保全計画とナゴヤダルマガエルの域外保全計画を事例としてあげて検討した。



 アセスメントの結果は、日本産両生類のすべての種が域内保全種となり、また環境省が指定するほとんどの絶滅危惧種が域外研究種となった。この結果の活かし方につき引き続き検討していきたいと考えている。


CBSG Japanは1997年2月に創立し、15年を経過した。

この間独自の研究会等行事ならびにCBSG本部の協力を得ながらCAMPやPHVAなど活動してきたが、今後一層の発展を期するためCBSG Japanの機構を見直す作業を開始した。

規約等の改正に当たり、各地域グループでの規約等があれば是非見せていただき、互いに地域グループのつながりを大切にCBSGの発展に協力していきたいと考えている。


CBSGJapan presentation2011.pdf(1.4MB)

CBSG-Japan-report2011.pdf(184KB)

2011.10.10


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