■ 材料としての欅


年輪を数えてみたら、実はこの樹は樹齢80年以上であることもわかりました。



直径約60cm の幹

喜ばしいことに、枯れてから1年が過ぎていたので危惧していたのに反して、この樹はかなりよい材料になりそうです。
太い幹からは立派なテーブルも作れそうです。
細い小枝を編んでバスケットも作れそうです。
大作に挑むには躊躇してしまう人でも、手近な枝からなら作品のインスピレーションが沸いてくるかも。

はらっぱプレーパークには『1本の樹から地球へ』 という、けやきを使って作れるものの参考になるような本も置いています。

笛や木琴、小ぶりな幹をくりぬいて革を張った太鼓など、オリジナルの楽器を作るのも楽しそう。
みんなで作った楽器で演奏会をする、なんてことも。
つくるのは「もの」に限りません。
それはおはなしだったり、音楽だったり。
自らの手によって生み出されたものは、ただ与えられるものとは違う、まったく新たな喜びをもたらしてくれるはずです。

■参考図書:『一本の樹からはじまった』 (アリス館) 土岐小百合著


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