研究 「600万ドルの男」

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Jackの「とっておき!研究結果」編

11. 第1シーズンを振り返って 

さて、長年の更新作業の結果、完璧ではないですが、第1話〜第16話のエピソード解説を書き終えましたので、ここで第1シーズンを振り返って見たいと思います。まず、第1話〜第3話の90分作品においては、スティーブの心の葛藤を描く第1話、007張りのアクションと自分の個性を主張し、ゴールドマン部長と対立する第2話、そして進化のために人の心を犠牲にしてよいのかという疑問を持ちながらも要人救出の為に粉骨砕身するスティーブの活躍を描く第3話とそれぞれの作品において、人間臭さを前面に出したスティーブが描かれています。
また、第1話、第2話についてはどちらかと言うとアクション中心で時に重苦しい雰囲気が漂うシリアス系のエピソードであるのに対し、第3話については、湖のボートチェースのアクションシーンからずぶぬれでホテルに戻ってボーイにあきられるスティーブを描いてコミカルな雰囲気を出すといったように前2作からの若干の路線修正が見られたような気がします
第4話以降については、スティーブの最初の任務からOSIに配属されて数年が経過しており、ゴールドマン部長との信頼関係も築かれてきていて2人のコンビネーションは上司と部下の関係を超えた絆で結ばれてきています。
また、宇宙飛行士としてのスティーブの前職がここで生かされてきていて、飛行機もののエピソード、宇宙計画に関する事件解決、マッドサイエンティスト対決といったバックボーンのNASAをフル活用したストーリー構成がなかなか面白かったです。

○ストーリー構成

マッドサイエンティスト対決 ・・・ ベーコン博士、ドレンツ博士 計3話(第4話、第7話、第16話)
宇宙計画に関する事件解決 ・・・ ジューコフ宇宙飛行士、ケリー・ウッド宇宙飛行士、ジョッシュ宇宙飛行士 計3話(第9話、第11話、第14話)
飛行機が出てくる事件    ・・・ 計3話(第5話、第8話、第15話)
犯罪解決            ・・・ 計3話(第2話、第10話、第13話)
誘拐事件解決         ・・・ 計4話(第1話、第3話、第6話、第12話)


*無断転載を禁じます。本内容はあくまで個人的研究結果である為、誤りがある場合があります。
*「600万ドルの男」の画像の著作権は、Universal Studios社にあります。また、その他の引用物の著作権は各社、作者にあります。

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