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Jackの「ネタばれ!エピソード解説」編
【第20回】 「緊急輸送! ハイウェイ追撃戦」
要人護衛にあたるスティーブの活躍を描く。ラストシーンで、サルカ首相の人柄に惚れ、自らの命の危険を承知しながらバイオニック回路のパワー装置の提供を申し出るスティーブがいい。
<ストーリーの流れ>
後日掲載。
<あらすじ>(ネタバレ注意!)
エレッツ国のサルカ・パルミア首相が国連演説中に心臓発作で倒れた。ウェールズ博士がバイオニックの心臓を移植することになったが、首相は手術をためらう。ゴールドマン部長はスティーブを呼び、彼のパワーをサルカ首相にみせた。サルカ首相は、バイオニックになった時の気持ちをスティーブにたずねた。機械組織を移植してまで生きることがいいのかどうか考えていたからだった。スティーブは、始めは気味悪かったがじきに慣れたと答えた。サルカは、最終的に手術に同意。エレッツ国のゲリラ側と一週間の休戦協定を結んでウェールズ博士の待つ病院へ向かうことになった。どうしても市民の暮らしを見ながら病院へ向かいたいというサルカ首相にゴールドマン部長はゲリラ側に狙われる恐れがあると反対するが、サルカ首相のたっての願いともあって押し切れず、スティーブが護衛を担当することを条件に同意した。
サルカ首相の主治医と3人で車でテネシーへ向かうことになった一行は、出発の朝、サルカ首相の警備局長から一本の黄色いバラをもらう。手術の成功を祈っていると言う警備局長にサルカ首相は感謝するが、実は警備局長はサルカ首相がゲリラ側と和解をしようとしていることを快く思っていなかった。
サルカ首相に渡したバラには発信機が仕掛けられており、それは、ダミーの車と区別するための警備局長の策略だった。テネシーに着く前にサルカ首相の乗る車を襲い、全員を抹殺するよう手下に命じる警備局長。発信機で行方を追った手下達はサルカ首相の車を護衛しているヘリを中継地点で待ち伏せし、乗っ取ってしまう。
一方、サルカ首相は車を側溝に落としてしまった人をスティーブのバイオニックパワーで助けてあげたり、市場で買い物をしたりと車での旅を楽しんでいた。そして、首相は市場の女性にあの発信機のついたバラをあげてしまうのだった。
しかし、山に入った一行は襲撃を受けることになる。護衛のヘリが乗っ取られたことを知ったスティーブは抵抗するが、サルカ首相の主治医アブンが銃弾を受け絶命。ヘリと地上のダブル攻撃で、多勢に無勢ではスティーブのバイオニックパワーにも限界がある。スティーブは思い切って車を動かし、森の茂みの中に隠し、ヘリの攻撃を防いだ。相手を地上からの攻撃だけに絞らせ、隙をつく作戦だ。案の定、ヘリが近くに着地し、スティーブはバイオニックパワーを使ってヘリから出てきた2人の手下を倒すことに成功する。しかし、地上からの攻撃は人数が多く2人は風前の灯となるが、そこにヘリを乗っ取られた仲間からの連絡を聞いたゴールドマン部長ら救援隊が到着。警備局長は捕まり、2人は救出されるが、サルカ首相は再び心臓発作を起こし、生命の危機に陥っていた。
心臓移植手術は緊急性を要したが、突如原子力のパワーユニットが故障してしまう。スティーブは、自分の右腕のパワー装置を代用にすることを提案するが、それはいまやスティーブの神経組織につながれており、万が一の場合はスティーブの命に関わってくる危険な賭けであった。
ウェールズ博士は最後まで反対したが、スティーブの頑固な気持ちは変わらない。自分が苦労して最後まで守った人なのだから、命を最後まで守ってあげたいと言い、ウェールズ博士に右腕のパワーユニットを取り出すように説得した。ウェールズ博士はスティーブに根負けし、手術台にスティーブを乗せ手術を開始した。
数日後、サルカ首相の部屋にスティーブが見舞いに訪れる。どうやら手術は成功したようだ。右腕をつっているスティーブを見てサルカ首相は謝り、スティーブに感謝の気持ちを伝えた。また、スティーブに対し、バイオニックの心臓を移植されることが怖かったと語った。スティーブはかつての自分もそうであったと語り、サルカ首相に対し尊敬と親しみをかんじていることを伝えるのだった。
<バイオニックシーン>
・後日掲載予定。
<ポイント・情報>
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<疑問やエラー>
後日掲載。
注:エピソード番号、題記などは、講談社「Film Fantastic 6」より引用している。
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