研究 「600万ドルの男」

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Jackの「ネタばれ!エピソード解説」編

【第21回】 「激突! サイボーグ第2号出現」
とうとう出ました、サイボーグ第2号。精神錯乱状態に陥った700万ドルの男を相手に戦うスティーブの活躍を描く。何しろスティーブのスペアの700万ドルの男は、スティーブよりも後発のバイオニックなので力はスティーブより当然上。しかし、スティーブは前職は宇宙飛行士で軍人でもあったから過酷な訓練にも耐えられたし、ミッションは数多くこなして来たから精神的にもそして技術的にも一枚も二枚も上。力の700万ドルの男が勝つのか、技と気持ちで戦うスティーブが勝つのか、ラストのバイオニック同士の戦いは見もの。

<ストーリーの流れ>
後日掲載。

<あらすじ>(ネタバレ注意!)
ウェールズ博士の研究所でスティーブは心理テストを受けていた。テープ交換のため、休憩を入れたウェールズ博士は、スティーブを人間的に成長したと評価し、看護師カーラとの関係をたずねた。術後のスティーブを支えてくれたのが彼女だとスティーブは告白し外を見ると、そのカーラが先程のテープを見知らぬ男に渡しているのを目撃する。気になって外に出たスティーブだったが男を見失ってしまう。守衛やその他の者は口を揃えて知らないと言い張った。スティーブは何かあると思い、ゴールドマン部長に頼んで、研究所に出入りを許可されている者達の写真を見せてもらったが該当者はいなかった。
気になったスティーブはカーラの部屋を訪ねた。カーラの部屋で写真を見たスティーブはカーラがスティーブのデータを渡した相手がカーレーサー、バーニー・ミラーであることに気づいた。
バーニー・ミラーはカーレースの世界選手権で2度も優勝したことのある優秀な選手だったが、1年半前にレース事故に遭い、その後の消息は不明だった。スティーブは、バーニーミラーがウェールズ博士の研究所に出入りしていることから博士が何らかの治療を施したと考えカーラを詰問するが、カーラは機密漏洩で解雇されたからと何も話そうとしない。
スティーブはカーラのあとをつけた。とあるバーでカーラはバーニーと待ち合わせしていた。バーニーは実はスティーブの後発バイオニックだった。子供と遊んでいて子供の脚を折りそうになったとカーラに語るバーニーは、カーラからもらったスティーブのデータを参考にしていたが、精神的に未熟なバーニーは、彼のようには新しい体になじめないと悩んでいた。そこへカーラをつけて来たスティーブが現れた。挑戦的な態度をとるバーニーは、スティーブに腕相撲を申し込んだ。
スティーブはバーニーの申し出にあまり乗り気ではなかったが、渋々受けることにする。結果は、新型バイオニックパワーを持つバーニーの勝ち。スティーブは、自分のスペアがいることを確信した。
すべてを悟ったスティーブはゴールドマン部長のもとを訪ね、事情を話し再度問い詰めるとゴールドマン部長は素直に話してくれた。ゴールドマン部長は反対だったが、上層部が別のバイオニックを用意するように申し入れて来たため命令には逆らえなかったと言うのだ。ただし、バーニーはスティーブとは異なり、精神面での不安定さが目立つためゴールドマン部長はスティーブにバーニーを補佐してくれと頼む。スティーブはバーニーとの共同作戦を請ける代わりに、恩あるカーラのOSIからの解雇を撤回するように交換条件を出し、部長はそれを受け入れた。共同作戦のその日、スティーブとバーニーは電柱で作業員を装いながら敵を待った。その間バーニーは自分のバイオニックパワーを自慢し始め、スティーブは危惧する。
賊が現れた。ミッションは賊を打ち負かすことではなく賊の持つプルトニウムを奪うこと。スティーブはアシストに回り、バーニーが賊を引き付ける間にプルトニウムを奪い車に積み込むことに成功するが、バーニーは襲ってきた賊をそのパワーで必要以上に打ち負かしてしまう。このままでは暴走しかねないと思ったスティーブは止めに入った。
研究所に戻った2人だったが、バーニーは自分の力に酔いしれてしまい、力をいつも最大に設定しておくことをウェールズ博士に強要する。スティーブはそれを見て益々危機感を覚えた。スティーブはバーニーが精神的に暴走しそうだと判断し、バーニーにバイオニックパワーを一般人レベルに落としてもらうことを提案した。しかし、バーニーはこれを拒否しゴールドマン部長の部下とスティーブを殴り倒して逃げ出してしまう。
ゴールドマン部長のもとを訪れたバーニーは、自分以外のバイオニックを作らせないとバイオニック計画書の破棄を要求する。そして、ウェールズ博士の研究所に行き、博士を人質に立てこもった。
スティーブは研究所に到着。博士を救出すべくゴールドマン部長を押し切り研究所に入った。計画書を破棄しようとバーニーは研究所の地下へと向かうがそこでスティーブと鉢合わせし、2人はバイオニック同士の決着をつけることになる。パワーに勝るバーニーの攻撃に何度も倒れ込むスティーブだったが、何度も立ち上がろうとする気持ちと技術的戦術の差か最終的にはスティーブがバーニーをねじ伏せた。「殺してくれ」と懇願するバーニーだったが、同じ境遇にあるスティーブは「そんなことができるか」とかけあわない。
博士の研究所でバーニーはパワーを一般人並に落とす作業をされていた。スティーブはバーニーを見舞い、同じ境遇にあるバーニーには是非とも一般人として成功して欲しいと告げる。研究所を出たスティーブをゴールドマン部長が待ち受けていた。ゴールドマン部長は、スティーブに対し自分のバイオニック計画も博士の技術が生きたのもスティーブがいたからこそだとほめる。スティーブは、ゴールドマン部長の言に感謝しつつも、できれば給料も上げてくださいと言うのも忘れなかった。

<バイオニックシーン>
・後日掲載予定。

<ポイント・情報>




<疑問やエラー>
後日掲載。


注:エピソード番号、題記などは、講談社「Film Fantastic 6」より引用している。

*無断転載を禁じます。本内容はあくまで個人的研究結果である為、誤りがある場合があります。
*「600万ドルの男」の画像の著作権は、Universal Studios社にあります。また、その他の引用物の著作権は各社、作者にあります。

           

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