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Jackの「ネタばれ!エピソード解説」編

【第18回】 「冷凍人間! 恐怖の地球帰還」
衛星の故障で落下不時着した宇宙カプセル内に閉じ込められた2人の博士達の救出に赴くスティーブの活躍を描く。実験に失敗はつきものというスティーブと同じ境遇に陥った博士達を救うべく立ち上がるスティーブだが、パイオニアという言葉の重さが改めて認識される。

<ストーリーの流れ>
後日掲載。

<あらすじ>(ネタバレ注意!)
アラスカのステーション7からミネソタにパイオニア計画の宇宙カプセルが落下したとゴールドマン部長に連絡が入る。ゴールドマン部長はスティーブをオフィスに呼び、ウェールズ博士と共にミネソタへ向かうよう言い渡した。任務の全容を知りたがるスティーブだが、2人は極秘事項だとしてなかなか教えようとしない。ミネソタ上空で、ウェールズ博士からバイオニックアイを使って宇宙カプセルを発見するよう言われ、スティーブは宇宙カプセルを探し当てた。2人は、パラシュートで落下地点へ降下。宇宙カプセルを調査した2人は、宇宙カプセル内で冷凍保存されているにコール博士を見つけた。ゴールドマン部長とウェールズ博士は、デビッド博士とニコール博士が自分達の体を実験にして、宇宙で冷凍蘇生を行いたいという願いを聞き入れて、宇宙カプセルに冷凍した2人を乗せて密かに打ち上げたが、衛星の故障で落下したのだった。ウェールズ博士はニコール博士を救うべく、スティーブの腕の原子力を使って体温を上げる作業を始めたが、一方のデビッド博士の冷凍カプセルは不時着の影響で壊れてしまい蘇生用の血清が短時間に大量にデビッド博士の体内に注入されてしまったことが判明する。デビッド博士はこれにより莫大な力を得ると共に凶暴化してしまい、宇宙カプセルから自力で脱出、逃走してしまっていた。
ニコール博士が回復し始めた頃、凶暴化したデビッド博士が戻ってくるが、彼はウェールズ博士を見ると通信機を壊し、ウェールズ博士を殴り再び逃げてしまう。スティーブは腕を固定されていたため、身動きがとれずにいた。
一方ゴールドマン部長は宇宙カプセルの落下地点周辺を軍で固め、デビッド博士を探すが、一方で住民からの通報で駆けつけた保安官が、住民に危害が加えられたとして独自に動き始めてしまう。
スティーブは復活したニコール博士の協力でデビッド博士を探し出したが、デビッド博士は再び逃げてしまった。スティーブはデビッド博士を追うが、デビッド博士は凶暴化しており、スティーブを襲ってきた。デビッド博士の爆発的な力にスティーブのバイオニックパワーも善戦するが、スティーブは頼みの右腕を負傷してしまい危機におちいる。スティーブにとどめを刺そうとしたデビッド博士だったが、そこに保安官が到着し発砲。デビッド博士の背中に銃弾は命中した。スティーブはなおも執拗に撃ち殺そうとする保安官を静止し、デビッド博士の望み通り湖の水に彼の体をつけるとデビッド博士はニコール博士に後を託して息を引き取った。
宇宙カプセルが回収された格納庫でスティーブは肩を落とす部長に声をかけた。デビッド博士を死なせてしまったことに責任を感じる部長に、スティーブは、「デビッド博士には開拓精神があった。部長もまた、ただの公務員ではなく開拓者だから自分は部長について行くんだ。」と言って部長を励ますのだった。

<バイオニックシーン>
・後日掲載予定。

<ポイント・情報>
・キーワードは「パイオニア」
第11話の「フロンティア(未開の地)」とリンクする言葉で「パイオニア(開拓者)」という言葉が登場します。スティーブはテストパイロットを引き受けて事故に遭い、今回のデビッド博士といわば同じ道を過去たどってきているわけで、「パイオニア(開拓者)」は常に危険との隣り合わせ状態ということを改めて感じさせます。しかし、その開拓精神をわかっているだけに凶暴化したデビッド博士との対決はスティーブにしかできないミッションであり、またその対決や結果はスティーブにとっては残酷なものとなります。

・部長への信頼度
スティーブと部長との信頼関係は第2シーズンに入るとすでに堅固なものとなってきているようです。部長の励まし方はなるほどスティーブでしか言えない表現だとJackは思います。

<疑問やエラー>
後日掲載予定。


注:エピソード番号、題記などは、講談社「Film Fantastic 6」より引用している。

*無断転載を禁じます。本内容はあくまで個人的研究結果である為、誤りがある場合があります。
*「600万ドルの男」の画像の著作権は、Universal Studios社にあります。また、その他の引用物の著作権は各社、作者にあります。

           

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