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Jackの「ネタばれ!エピソード解説」編

【第16回】 「謀略!狙われた超能力」
ドレンツ博士シリーズ第2弾。ちょっとマヌケなドレンツ博士が意地の逆襲をスティーブに試みるが何故か空回り。第1シーズンの最終話らしく、第1シーズンの名場面を回想シーンとして(ある意味手抜きかもしれないが)随所に満載。

<ストーリーの流れ>
後日掲載。

<あらすじ>(ネタバレ注意!)
かつて自分の作成したロボットをスティーブによって壊されたドレンツ博士は、スティーブを監視していた。
その雪辱を果たす為、スティーブのバイオニックパワーを細かに分析し、自分の最新作のロボットに組み込むためだ。手始めにドレンツ博士は、スティーブの乗った工事現場のエレベーターに細工をして、エレベータを急降下させ、スティーブの右腕の力を分析する。
スティーブは、バイオニックパワーでエレベータを止めたが、エレベーターに細工がされていると感じ、自分がバイオニックであると知っている人物の犯行と考えるが、ゴールドマン部長は考えすぎだととりあってくれない。しばらく休暇を取った方が良いと言うゴールドマン部長のアドバイスでスティーブはソルトレイクシティへ飛ぶが、機中でも誰が自分を狙っているのか考える始末。ソルトレイクシティに到着し、友人トムの家にしばらく居候することになったスティーブは、ゴールドマン部長に今までに出会った自分の正体を知る人物が今どうしているのか一人一人チェックをするが、そのすべては服役中か死亡しており、該当する人物が浮上しない。しかし、最終的にスティーブは、ドレンツ博士が犯人ではないかという結論を導き、ゴールドマン部長にドレンツ博士の行方を確認するように伝える。
トムの娘スージーと仲良くなったスティーブは、2人で馬の競走をしたり、野生の馬を一緒に捕まえにいったりと休暇を楽しんでいたが、ドレンツ博士はまたしてもスージーの乗った野生の馬を銃で脅かし暴走させ、スティーブの走る速度を分析することに成功する。
間一髪でスージーを助け出したスティーブは、トムの家に戻り、野生馬の調教にトライしていたが、そこへゴールドマン部長の緊急連絡が入り、やはりドレンツ博士が犯人だと断定された。気をつけるように言うゴールドマン部長に、スティーブは、ドレンツ博士の目的を探るには自分が囮となりわざと捕まるしかないと提案。ゴールドマン部長の電話を切ったスティーブは、すぐさま一人で馬を駆ってトムの家を離れる。追いかけてきたスージーを牧場に返し、一人遠乗りに出かけたスティーブは案の定、ドレンツ博士の手下に襲われ、バイオニックパワーで抵抗するも、麻酔銃が背中に刺さり眠らされてしまう。
スティーブは、ドレンツ博士のアジトに連れて行かれ、足をコンクリートで固められ、腕を鎖でつながれてしまう。
目を覚ましたスティーブは、ドレンツ博士から何故自分のロボットがロボットだとわかったのかをしつこく聞かれ、「ロボットの反応が鈍かったこと」、「飲み食いが出来なかったこと」の2点を教えた。ドレンツ博士は、その欠点は修正済みだと答え、後はスティーブのバイオニックパワーを頂くだけとばかりに、スティーブの腕を分解しようとする。スティーブは、バイオニック組織は放射能を含んでいるので慎重に取り出さないと全員が放射能で死んでしまうとドレンツ博士を脅かし、博士も慎重にならざるを得なかった。慎重に腕をはずそうとするドレンツ博士だったが、その時スティーブの跡をつけていたスージーが援軍に到着。外で銃撃戦となる。スティーブは気をとられているドレンツ博士の隙をついて腕の鎖をバイオニックパワーで引きちぎる。それを見たドレンツ博士とスポンサーののロッシュは驚いて逃げ出してしまう。スティーブは、コンクリートをバイオニックパワーで曲げた金属を缶切にしてコンクリートを切り足かせをはずした。しかし、この間にロッシュは車で逃走してしまう。スティーブはこれを追ってロッシュ一味を捕らえることに成功するが、ドレンツ博士はその間にまんまと逃走してしまう。
トムに手鎖をはずしてもらったスティーブは、トムから釣りの誘いを受ける。
ゴールドマン部長がトムの家に現れた。ワシントンへスティーブを連れ戻しに来たのだ。ドレンツ博士は逃走し見つからないので早くワシントンへ戻ろうというゴールドマン部長にスティーブは、休暇が必要だと言ったのは部長だから今こそ休暇が必要だと言ってワシントン行きを断ってしまうのであった。

<バイオニックシーン>
・後日掲載予定。

<ポイント・情報>
・ドレンツ博士にロボットの欠点を説くスティーブ
ドレンツ博士にスローンロボットの欠点を聞かれ、素直に答えてしまうスティーブ。反応が遅いのと飲み食いができないという点が決定的な欠点だったと教えてしまうのだが、この親切心がなんと第2シーズンの第30話でスティーブに受難を招くことになってしまう。

<疑問やエラー>
・逃げたのはドレンツ博士だけではなかった
スティーブは、今まで出会った悪人どもの1人が自分を狙っていると考えるわけですが、逃走中の犯人にジョン・ホッパーがいるということを忘れています。殺し屋の弟は刑務所行きでしたが、兄は釈放されていたはずなのですが...。


注:エピソード番号、題記などは、講談社「Film Fantastic 6」より引用している。

*無断転載を禁じます。本内容はあくまで個人的研究結果である為、誤りがある場合があります。
*「600万ドルの男」の画像の著作権は、Universal Studios社にあります。また、その他の引用物の著作権は各社、作者にあります。

           

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