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Jackの「ネタばれ!エピソード解説」編
【第15回】 「マル秘特命!ヒマラヤを登れ」
ゲストにまたまた「スタートレック宇宙大作戦」から今度はジョージ・タケイ。やっぱりハーブ・ベネットつながりか。
第二次大戦中に撃墜された戦闘機に眠る極秘文書の回収に赴くスティーブの活躍を描く。
このエピソードでスティーブに実の父が存在し、現在の父親は養父であることが発覚。そして、スティーブの実の父は第二次世界大戦中にパイロットであり、部下を見捨てて自分だけ逃げたという不名誉な記録が残されているという衝撃の事実が明かされる。実の父を信じるスティーブがこの真相をどう説いてどう突き止めるのかが今回の見所。
<ストーリーの流れ>
後日掲載。
<あらすじ>(ネタバレ注意!)
ゴールドマン部長のオフィスでスティーブはヒマラヤに墜落した第二次大戦中の飛行機の残骸の写真を見せられた。機の名前は「My Little Girl」。当時極秘文書を中国へ運んでいる最中にゼロ戦に撃墜されたらしい。この機に眠る極秘文書の回収が今回のスティーブの任務だが、ゴールドマン部長は当時のこの機のパイロットがスティーブの実の父「カール・オースチン」大尉であり、彼が乗員を見捨てて一人パラシュートで脱出したという不名誉な記録が残っていることをスティーブに伝えた。
スティーブは出発前に母を訪ねた。スティーブが2歳の時の話で、スティーブは実の父のことを覚えていない。しかし、母からは立派な軍人だったと聞いていたスティーブは、母にこの事実を確かめたかったのだ。問い詰めるスティーブに母は父は乗員を見捨てて一人助かろうとする人物ではないと言い切り、スティーブに任務を遂行し、真実を見つけるように説いた。
ゴールドマン部長のオフィスに戻ったスティーブは、ゴールドマン部長が雇ったチン・リンというガイドとヒマラヤ登山の訓練を行い、チン・リンと2人でヒマラヤへと向かう。
ところが、ヒマラヤに飛び降りたパラシュートを現地部族の長コンガイに目撃され、スティーブとチン・リンは、金に汚いコンガイに人質として捕まってしまう。隙を見てバイオニックパワーで脱出したスティーブだったが、チン・リンは逃走途中で撃たれ絶命。スティーブ一人が辛うじて生き延びた。無事に逃げたスティーブは、1人のアメリカ人と出会う。ガースと名乗るこのアメリカ人は、山の上の飛行機を見たいというスティーブの願いを聞き入れ、ガイドとして同行することとなった。ガースと妻の暮らす家に泊まり、翌朝山へ登った2人は山頂で飛行機の残骸を発見した。極秘文書を回収し、遺体の認識票を確認するスティーブ。しかし、遺体の認識票は副操縦士のクリストファー・ベルだった。スティーブは、ガースが逃げた父ではないかと疑いを持ち始める。
一方、コンガイは仲間を連れ、ガースの家に行き、ガースの妻からスティーブとガースが山に登ったことを聞き出した。山のふもとで2人が下りてくるのを待ち伏せするコンガイ。山から下りてきた2人は待ち伏せにあい銃撃されるが、うまく避けたスティーブはバイオニックパワーを使って抵抗した。しかし、多勢に無勢。スティーブを狙って馬を駆るコンガイ。あと少しで殺されそうになるスティーブにガースが助けに入った。ガースはコンガイの馬へ体当たりしコンガイは弾き飛ばされた。しかし、ガースも致命傷を負ってしまう。
スティーブを助けたガースは、自分が実は副操縦士のベルで、当時負傷したスティーブの父に代わって操縦をしていたこと、パラシュートで逃げたのは自分で、後で証拠を隠す為、スティーブの父の認識票と自分の認識票を取り替えたことを告白し息絶えた。
スティーブの父の葬儀が盛大に行われた。スティーブは、葬儀後、母に認識票を渡そうとするが、母はその認識票をスティーブに持っていて欲しいと改めて託した。認識票を手にスティーブは大空の戦闘機に思いをはせた。
<バイオニックシーン>
・後日掲載予定。
<ポイント・情報>
・後日掲載予定。
<疑問やエラー>
・極秘文書
戦後この時点で30年ぐらいが経過していると思われるが、この文書を回収する意義ってあるのだろうか?
注:エピソード番号、題記などは、講談社「Film Fantastic 6」より引用している。
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