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皆さんが見ておられない映画でも名作と呼ばれる作品は多々あると思います。Jack FALLGUYのオススメ厳選映画は、さほど有名でないニッチな名作、古典的な名作を中心にご紹介して行こうと思います。さて、皆さんはどれだけ知ってますか？
第２回 「メル･ブルックスの大脱走」
原タイトル：To be or not to be
１９８３年アメリカ作品
監督：メル･ブルックス
出演：メル･ブルックス、アン・バン・クロフト、クリストファー・ロイド
この映画を見た後、「生きるべきか死ぬべきか」という映画も見てください。実は、「メル・ブルックスの『大脱走』は、この「生きるべきか死ぬべきか」のリバイバルなんですね。そして、「生きるべきか死ぬべきか」は、エルンスト・ルビッチ監督の最高傑作コメディ映画。「この映画を見ずして、コメディを語ることなかれ」と言いたいくらいの傑作です。じゃぁ、メル・ブルックスの作品は？って言われるとですね。名作とは言えないんでしょうが、メル・ブルックス独特の雰囲気が出ていて、しかも前作のシェークスピアの劇中劇がうまくマッチしていてサイコーなんですよね。ちなみに、メル・ブルックスの作品はこの他に、「スターウォーズ」のパロディ「スペースウォーズ」とかケビンコスナーの「ロビンフッド」のパロディ「キングオブタイツ」とかはたまたヒッチコックの監督作品をパロディ化した「メルブルックスのめまい」なんていうのもあるんです。オススメ間違いなしです。ハイッ。
（Jack FALLGUY談）
＜一口知識＞
メル・ブルックス監督の他の作品は？
| 題名 | 製作年度 | コメント |
| ブレージング・サドル | １９７４年 | 監督だけですが超有名なコメディです。 |
| ヤング・フランケンシュタイン | １９７４年 | 古典コメディの傑作。でも、監督だけです。 |
| サイレント・ムービー | １９７６年 | この映画はたった一言を除いてセリフはありません。文字通りのサイレント映画。 |
| 新サイコ | １９７８年 | ヒッチコック監督映画のパロディ。さて、一体いくつの映画がパロディ化されているのでしょうか？ |
| 珍説世界史Part I | １９８１年 | レオナルド・ダビンチの「最後の晩餐」から入って．．．。 |
| スペース・ボール | １９８７年 | メインは「スター・ウォーズ」のパロディだが、「エイリアン」のパロディも登場。 |
| 逆転人生 | １９９１年 | 億万長者がスラム街でサバイバルゲーム。「王子と乞食」をちょっとひねったストーリー。 |
| キングオブタイツ | １９９３年 | ケビン・コスナーの「ロビン・フッド」のパロディ。 |
*本内容はあくまで個人的研究結果です。