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必殺仕事人2014

徳川家康によって江戸に幕府が開かれ、戦のない世が二百年以上も続いています。一見天下泰平に見える江戸時代にも理不尽な現実に恨みや悲しみを背負って苦しむ庶民の姿がありました。そしてその無念を晴らすための裏稼業、仕事人たちの姿もあったのです。
 そのひとり渡辺小五郎は、夜道で恐ろしい男に出合います。
 錫杖の音と共にあらわれた片腕の托鉢僧は、安倍川の仙吉。以前仕事人たちに討たれた塵尽会棟梁・弥勒坊燕斎という悪漢の兄だったのです。
不気味な雰囲気を放ちながら「もうすぐ江戸の町は大騒ぎになる」と予言をします。しかも「そんときはあんたも打ち首だ」と……。

 その予言は間もなく現実となりました。老中・加門橋ノ介がある計画を実行し始めていたのです。
長く続いた鎖国政策から一転、開国して異国の新しいものを積極的に受け入れようとする政策で、非公式ながら大老と将軍の了解も得ているということ、さらに幕府側用人の中之島頼政も加門の後見人として助力するという周到さです。
 そして三カ月後にはイギリス、ロシア、アメリカ、フランスなど各国の政府の要人や商人たちが来日する。その時に、江戸市中で外人に見せたくない強盗や強奪、夜鷹などの「江戸の恥部」を一掃するための方策を打ち出したのです。それは江戸幕府公認の「仇討屋」を設立することでした。
 『悪事により被害をこうむり、その相手に対し成敗を望むものは、幕府より認可された者あるいは集団に限り、有償にてそれを委任することができる』という触書が出たのです。
 お触れの札には大勢が集まっていました。少し離れた場所からそれを見ているのは渡辺小五郎とお菊。「どうかしてるよ」と言い放ったところに現れたのは安倍川の仙吉です。
 驚くことに、仙吉はすでに仇討屋の看板を掲げて商売を始めていたのです。「俺は、お上お墨付きの仇討屋だ。片やお前ぇさんたちは、モグリだ」と小五郎たちに言い放つ仙吉。江戸の町に暗雲が立ち込めてきました。

 一方、江戸から遠く離れた農村には仕事人・経師屋の涼次の姿がありました。ふたつの村で起きている井戸の権利をめぐっての争いを解決するために出向いてきたのです。思案をしている涼次ですが、そこに住職の息子・隆生が古文書をもって来ました。問題の井戸のある場所には金の鉱脈があると書かれていたのです。
 このことで騒ぎは大きくなり、涼次は血なまぐさい事件に関わっていくことになるのです。

 そして江戸では、仇討屋が賭場や女郎屋を潰していき、老中・加門橋ノ介たちの思惑が見事にあたったかに思えたのですが……

 前回に以上に迫力を増した高橋英樹の悪役ぶりがドラマを盛り上げていきます。安倍川の仙吉は何を思うのか?そして仕事人たちの運命は?
 必殺シリーズ2014年版、どうぞご期待ください!


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