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必殺仕事人2012

江戸へ向かう街道を、いわくありげな男たちが移動していました。
塵尽会(じんじんかい)と名乗る一行で、お上の土木工事を請け負いながら全国を旅しているのです。
首領格は、弥勒坊燕斎(みろくぼうえんさい)という一癖ありそうな面構えの男、従っているのは蛇馬(じゃば)という名の冷徹な男です。
 そして彼らに雇われている男たちは、本来なら一生牢獄暮らしという、一種異様な集団です。
「もうすぐ江戸だ。なつかしいなぁ」ニヤリと笑う燕斎の瞳の奥には黒々としたものが感じられます。

 ところ変わって、江戸では、婿殿こと仕事人・渡辺小五郎が出仕をするところでした。
今までの南町奉行所から、新設された本町奉行所へ、選ばれた精鋭としての異動だということで、意気揚々と新しい職場に出向いたのですが、実は、「もぐりや」という潜入捜査をしていた同僚が全滅に近い被害を受けたので、その補充要因という、ほとんど捨て駒の扱いだったのです。
 しかし、その潜入先が「遊郭の裏座敷に密かに開かれた賭場」とのこと。博打好きの小五郎は嬉々としてお役目を受けてしまいました。

 小五郎は、仲間の仕事人・経師屋の涼次と共に賭場に潜入します。そこで出会ったのは、先ほど仕事人・花御殿のお菊の家で出会った、お菊の昔の知り合いで安倍川の仙吉と紹介された男でした。しかし、賭場で遊んでいた男が言うには「お上召抱えの塵尽会棟梁・弥勒坊燕斎」だといいます。
 一方、涼次は、遊郭から逃げようとしていた娘を成り行きで助けてしまいます。とりあえず仲間の仕事人・仕立て屋の匳(れん)の家に預けますが、小春と名乗るこの娘は、惚れた男に会いたくて家出をした様子、しかもどうも只の町娘ではない様子です。

 そして江戸に到着した塵尽会も仕事を始めます。仕事先は大川(隅田川)の護岸工事です。このなかに与平と名乗る若者がいます。優しげな顔に似合わず、人殺しをしたという過去を持っているのですが、江戸に来てから落ち着きません。どうやら脱走をたくらんでいるようです。
 果たして、命をかけてまでして逃げ出した先で何をしたいのか?
匳の家にもぐりこんだ小春の目的は?そして、只ならぬ不気味さを持った塵尽会棟梁・弥勒坊燕斎は何を企んでいるのでしょうか?
 物語はさらに、謎の托鉢僧を加えて、大きく盛り上がっていきます。

 大人たちの黒い欲望と、若者たちの純真な恋心が織り成す久々の必殺シリーズ、高橋英樹の悪役は、予想以上の迫力でお楽しみいただけますよ。もちろん華麗な殺陣もありますからお見逃しなく!

 見所満載の必殺仕事人2012、ぜひ、お楽しみください。


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