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十津川警部

秋も深まってきた11月の後半、捜査一課では亀井刑事がそそくさと帰り支度をしていました。なんでも20年ぶりに高校時代の親友が上京してくるとのこと。東北への玄関・上野駅で親友・森下勇介と再会を喜ぶ亀井刑事。そこでは東北に帰る若者たちの姿もありました。
 ふるさと青森で親友・片岡清之の結婚式に出席するため10年ぶりに集まった高校時代の野球部仲間たち。宮本孝、町田隆夫、川島史郎、村上陽子、橋口まゆみ。もうひとり安田章が来ないことを残念がりつつも「寝台特急あけぼの」でふるさと青森を目指します。
 同じ頃十津川たちは上野公園で発見された死体の検証を行っていました。胸部を刃物で刺され死亡したのは、宮本たちと青森に向かうはずだった安田章です。
列車のチケットと携帯電話には宮本から先に行く旨のメールがあった程度で、殺されるようなものはありません。
チケットとメールの発信人である宮本たちに会うため、十津川は青森に向かうことにしました。
 一方、森下と再会した亀井刑事は、森下からの相談に乗っていました。高校教師だった森下の教え子が東京に出てから連絡が取れなくなったというのです。教え子の名前は鈴木紀子。青森にいる紀子の叔母が心配して森下に相談をしてきたのだそうです。
 しかし、素人が東京で人捜しなど簡単にできるはずもなく、亀井刑事に協力を頼みに来たのでした。
親友のために二つ返事で協力を請け合った亀井刑事は、明日捜索を行うことにしたのです。

 寝台特急あけぼのでは、若者らしい明るさで再会を喜び旅を楽しむ宮本たち。その列車には十津川の妻・直子の姿もありました。叔母の一三回忌法要で青森に向かうところだったのです。  列車は午後10時46分に高崎に停車し、新潟に入って日本海側を青森に向かって進んでいきます。
 夜中の3時半頃、宮本が町田を起こしに来ました。川島がいないというのです。青森まで車掌と共に列車内を探したのですが、川島の姿は無く、狐につままれたような不思議な気持ちを残して、宮本たちは結婚式会場に向かったのでした。

 旧友・片岡清之の結婚式は幸せな気分のうちに無事お開きとなり、披露宴を残すだけとなりました。開場を待っている宮本たちのところに十津川が到着し、彼らは初めて安田章が殺されたことを知ったのです。
 そして、行方不明の川島が群馬県の利根川で死体となって発見されたという知らせが十津川の携帯に入りました。
宮本たちは騒然となります。
 捜査を行っている群馬県警の明石警部補から、殺された川島が高崎駅で下車したのを駅員が目撃したという情報を持ってきました。川島は何かの理由で途中下車したのです。
 仲間から連続して2人もの死者が、しかも殺人である可能性が非常に高い死者が出たのです。しかし、宮本たちが解決できるものでもありません。不安な一夜を過ごしたのですが、悲劇はさらに続きます。
 翌朝、橋口まゆみがホテルの部屋で死亡していたのです。机には遺書のような書き置きと、青酸カリのカプセルがありました。一見自殺のようですが、十津川と亀井刑事は、他殺の可能性が高いとにらみました。

 事件は警察の捜査をあざ笑うかのように次々に起きてしまいました。3件の殺人が起きたのに、犯人像も動機もが霞んで見えないのです。
 宮本たち7人の誰かの犯行なのか?彼らをよく知る外部の誰かの犯行なのかもよくわかりません。内部の誰かの犯行だとしても、高崎で下車した川島を殺害して利根川に運び、午前3時半ごろまでに列車に戻ってくるという離れ業ができるものでしょうか?

 謎が深まるばかりの事件ですが、十津川警部たち捜査一課はこの事件の真相にたどり着くことができるのでしょうか!
 また、亀井刑事たちが探し出した鈴木紀子は恩師の森下と共に故郷に帰ったのですが、表情の暗さが気になります。
 東京と青森、そしてすでに貴重な寝台特急を舞台に繰り広げられる極上のトラベルミステリーをぜひお楽しみください。


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