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トップ > ドラマ > 十津川警部56 ストーリー紹介
十津川警部

鉄道趣味の中でもかなり難易度が高い分野にジオラマ制作があります。
 鉄道模型の路線を中心に、町や自然の情景を丹念に作っていくのですが、十津川の率いる捜査一課の三田村刑事が、実はジオラマの隠れマニアだったのです。
 十津川警部も「男の子なら一度は作ったんじゃないかな」と、好意的です。

このジオラマを専門分野にしている出版社が「ジオラマランド社」。社長の小笠原伸行は近く開催するコンテストの準備に余念がありません。今回の目玉は、人気ジオラマ作家・小島英輔の新作です。これが間に合わないと話になりません。
 彼は部下の望月江里子に、作品の進行具合をチェックするように指示します。小島のマンションを訪問したのですが、英輔は不在です。しかし、リビングには完成したジオラマの作品「転車台のある風景」がありました。
 小笠原社長のリクエストで作品を写真に収めた江里子でしたが、なぜかジオラマ内に倒れた女性のフィギュアが...それを見て、硬い表情を見せる江里子です。

翌日、コンテストの開催は明日からですが、小島はまだ連絡がつきません。小笠原は小島の妹・あかねに立ち会ってもらい、作品を搬出しようとマンションに向かいます。
 しかし、リビングに置いてあった作品が消えています。呆然とする小笠原たち...。
 翌朝、行方不明だった小島英輔の死体が発見されました。十津川たちは、遺体に複数の刺し傷を発見します。殺人事件のようです。しかも近くには消えたジオラマが燃やされて無残な姿をさらしていました。

ジオラマランド社のコンテストは予定通り開催されました。しかし小島英輔の作品はすでに灰になってしまいました。ただ、江里子の撮影した写真があったので、写真パネルでの展示となってしまいましたが、それでも熱心なファンの熱い視線を集めています。
 英輔の遺作「転車台のある風景」は、静岡県浜松市の天竜二俣駅にある転車台をモデルにしたもので、英輔の出身も同じ浜松とのことです。何かてがかりがあるかもしれない…十津川警部と西本刑事は、転車台のある天竜浜名湖鉄道・天竜二俣駅に向かいました。

天竜二俣駅の転車台を案内してくれた駅員が小島英輔を目撃していました。2月14日、バレンタインデーの前後数日間親戚の家に泊まりながら、転車台を取材していたのだそうです。
 そして、英輔が恋をしていたらしいことも分かりました。高校時代の同級生・白井美咲という女性ですが、亡くなったとのこと。驚くことに、その日付が2月14日というのです。
 しかも、バレンタインのチョコレートを持って、お気に入りのブルーのコートを着て出かけ、倒れているのが発見されたのが天竜二俣駅!搬送された救急病院の担当医師は、死因は心不全。心臓発作を起こして倒れ、そのまま死亡したということです。
 なんとも腑に落ちない状況のまま浜松駅に戻った十津川たちは、駅前の雑踏を歩く望月江里子を目撃します。

英輔の死は、白井美咲の死と関係があるのか?そしてなぜか浜松にいた望月江里子は何を知っているのでしょうか?
 十津川たち捜査一課は、この事件の真相にたどりつけるのでしょうか?
 結末は、7月23日の放送にて!存分にお楽しみください!


 さて、恒例の撮影現場レポートをご紹介。今回は東京と浜松でのロケでした。ローカル線ならではのゆったりした風景も見所です!

都電荒川線の三ノ輪橋駅にて、
都電と英樹のツーショットは珍しいですよ!
天竜浜名湖鉄道・天浜線内の撮影、森本レオさんとの場面です。
今回は森本さんとの行動が多かったんですよ。
「転車台と英樹のいる風景」です!
かなり大きかったそうですよ。
準備を待ちながら日向ぼっこ。5月中旬でしたから気持ちよかったって。
「捜査も俳優も基本は足です!どんな所でも行って、良い仕事になるよう努力する! ハードだったけど頑張りました!お楽しみください!」と言っております。ご期待ください!
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