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十津川警部

宮田直人という男が自殺した...。犯罪とは縁のなさそうなニュースですが、十津川は何かを感じました。
 宮田と2ヶ月前に海岸で溺死したという大石あずさ、ふたりはある事件に関わっていたのです。
 その事件は闇金融会社社長の松木弘が返済が滞った本間順一を殺害したというもので、宮田と大石を含む5人が目撃者として法廷で証言を行い、松木の有罪が決まったのですが、松木は彼らに恨みを残したまま刑務所内で病死してしまったのです。

 事故らしいとはいえ、関係者が2人も死亡した...。十津川たちは、念のため残った関係者の様子を確認していきます。松木の恋人だった木村弥生は、松木の遺骨とともにひっそりと暮らしていました。他の目撃者も平和な毎日を送っているようです。小川長久はやまびこ111号で、黒柳恵美はつばさ111号で東北旅行をするとのこと、偶然の一致でしょうか?両列車は名前は違いますが福島までは連結して同じ列車になっているのです。
 さりげなく二人の行動を追う十津川の元にいやな情報が入りました。自殺と思われていた宮田直人の解剖結果から、他殺の可能性が出てきたというのです。さらに、黒柳恵美が東北の実家に帰ってこないという連絡が入りました。
 何かの手がかりを求めて恵美の部屋を捜索する十津川たちは、死んだはずの松木からの脅迫状を見つけます。さらに、東北旅行から帰ってきた小川長久も同じ脅迫状を受け取っていたのでした。
 明らかに何かの陰謀が動いています。十津川たちをあざ笑うかのように事件は進行します。福島の猪苗代湖で黒柳恵美の遺体が発見されたのです。死亡原因は扼殺による窒息死。完全な殺人事件です。
 そして新たな事実が明るみに出ました。獄死した松木が闇金融で貯めた現金が5億円も残っているらしいというのです。そして以前松木の使用人が、黒い帽子の女と思われる謎の人物を見たという証言も入りました。
 巨額の現金をめぐって何者かが動いているのでしょうか?十津川たちは混迷した事件の真相を解明するべく本格的な捜査を開始しました。

東北を走る二つの新幹線「やまびこ」と「つばさ」はどちらも魅力的な列車ですね。そして、冬に東北を旅するのが本当の旅行好きとも言われますよね。素晴らしい雪景色とあったかい温泉に美味しい料理。梅が咲く前に一度は東北旅行というのもアリだなぁ...。と旅情をそそられる十津川警部シリーズ53作目。皆様でゆっくりとお楽しみください。

ミニ情報
今回から、英樹の元で俳優修業をしている木崎浩之が三田村刑事役でレギュラー出演をします。 若さを武器に元気いっぱいで飛び回りますので、皆様の暖かいご声援をよろしくお願いいたします。
木崎浩之
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