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トップ > バックナンバー > ドラマ > 近松茂道3 ストーリー紹介

さむぅい冬も、そろそろ終わりそう、おまちかねの春がすぐそこに来ています。旅行好きの方は、もうムズムズしているのではないでしょうか。
さて、高橋英樹が検事に扮して、事件を追う異色のミステリー、近松茂道シリーズも3作目となりました。
今回の舞台は、奥州・会津と山形の銀山温泉を中心に繰り広げられます。

会津若松の駅から出発した一泊二日の観光ツアー、俳人・松尾芭蕉の足跡をたどるという人気の旅です。榎本幸枝も近所の友達を誘って、つかの間の休日を楽しんでいましたが、妙な雰囲気の男が参加していました。
七尾裕吉というこの男、「つらい旅です」とつぶやくなど、何か訳アリの雰囲気なのです。
観光ツアーは、今回の宿泊地、山形県尾花沢市の銀山温泉に到着しました。大正ロマンの雰囲気が漂う名温泉地に、みんな満足の様子。夕食後に、幸枝が宿近くの河原を散歩していたとき、なんと死体を発見してしまいます。
警察が到着、山形県警の江波と梶が被害者を調べているとき、ひょっこりと近松茂道が現れました。今回は山形地検に赴任したのです。

殺されたのは富樫浩一という男、過去に県警の江波が殺人罪で逮捕したことのある男だったのです。
富樫に殺された娘の母親・早坂奈津子は、市内のレストランで働いていました。念のため取ったアリバイは成立しません、しかも事情聴取の時に、近松に富樫の刑が軽すぎると食ってかかります。
後に、奈津子のアリバイは判明しましたが、何か秘密がありそうです。
また、事件の目撃者・幸枝も、誰かに見張られているようだ。と言ってきます。気のせいだとなだめる江波ですが、幸枝の近辺には、七尾の影が...。

会津と山形を軸にした事件は、その後も二転三転を繰り返し、容疑者はすべてシロとなっていきます。しかし、何かがおかしい。近松の推理が冴え、ついにたどりついた事件の真相は、意外なものでした。

奥州の美しい景色をバックに、愛する家族・子供を失った悲しい母親たちの物語をじっくりとご堪能ください。
もちろん英樹の近松検事は、今回も人情味たっぷり。泣けますよ。
あ、それから、「英樹の付き人」&「めざせ!ビッグな俳優」として大忙しの佐藤正浩も、いい感じで出演しています。応援よろしくね。




撮影前の打合せ風景。
画面には出ない、たくさんのスタッフがいるんですね。
緊張が高まるときです。

こちらは、うって変わったようにダラダラした3人衆です。
仕事はピリっと、休憩時間にはゆったりというのが俳優業では大事なこと。
とにかく健康第一ですからね。

台本を手に、演技の構想を練っているところをパチリ。
頭の中はフル回転していますから、こういうときは、話しかけずにそっとしておきましょうね。

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