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2005年度総合旅行業務取扱管理者試験 JRに関する設問の解答と解説
 2005(平成17)年10月10日に実施された、2005年度総合旅行業務取扱管理者(旧:一般旅行業務取扱主任者)試験の、JRに関する設問の解答と非公式な解説です。検定問題は掲載しませんので、お手元の冊子を参照するか、社団法人日本旅行業協会の公式サイト内「http://www.jata-net.or.jp/seminar/exam/17mondai.htm」からダウンロードしてください。解説の出典はすべて、JR時刻表2005年8月号です。なお、当ページは公式なものではありません。

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 問25 正解b 配点5点
【内容】 札幌から青森までの運賃の求め方を選択する
【参照】 JRの営業案内
【解説】 幹線と地方交通線を利用するので、運賃は運賃計算キロつまり幹線の営業キロと地方交通線の換算キロの合計を、幹線の運賃表で調べる。また、本州会社と三島会社をまたぐので、運賃表は本州会社のものを使い、三島会社利用分の運賃計算キロに対する加算額を足す。さらに、設問の注2にあるように、五稜郭・函館間は区間外乗車の特例があるため、ここの営業キロは計算に含めない。

 札幌から青森までの運賃計算キロが、315.3km+138.2km+34.5km=488kmとあるので、これを本州会社の幹線運賃表に当てはめて7,670円。それに加算額310円を加えて、運賃は7,980円。

 問26 正解a 配点5点
【内容】 赤羽から岐阜羽島までの片道乗車券の運賃と有効期間を選択する
【参照】 JRの営業案内
【解説】 都区市内制度が適用される乗車券は、運賃に加えて有効期間も基準駅から求める。東京都区内のどの駅から(まで)の乗車券でも制度上は東京駅発着、つまり東京駅が東京23区を覆い尽くすイメージ。

 東京から岐阜羽島までの営業キロ396.3kmに対する運賃が6,300円。有効日数は400キロまで3日間となるが、計算方法を忘れていても選択肢を見れば3日と4日しかなくて、赤羽・東京間の営業キロを含むか含まないかの違いだなと理解すれば、少なくとも正解へたどり着くことはできるはず。

 問27 正解b 配点5点
【内容】 東京から松阪までの特急料金の求め方を選択する
【参照】 JRの営業案内
【解説】 通過連絡運輸な会社線をJR線で挟む場合は、運賃も料金も、JR線の営業キロ(乗車券で幹線と地方交通線が絡めば運賃計算キロ)を通算して求めて、会社線の運賃や料金を合算する。乗継割引の場合にも、JR線はJR線で通常のやり方で料金を求めて、これに会社線の料金を合算するため、会社線の料金が半額になることはない。

 名古屋から松阪までの通常期特急料金は、同区間JR線の営業キロの合計、44.1km+19.1km=63.2kmに対する料金1,660円を、新幹線との乗継割引で半額の830円にして、伊勢鉄道の料金310円を足す。これに新幹線の4,690円を合算し、合計は5,830円。

 問28 正解c 配点5点
【内容】 JRの料金制度に関する正解探し
【参照】 JRの営業案内
【解説】 新幹線つばめ号の特急料金に繁忙期も閑散期もないし、鹿児島本線在来線特急との通しの特急料金も同様である。これが記憶になければ、捨てる問題。

 ひかりレールスターの4人用普通個室は、利用人数分の運賃と料金だけで利用OKだが、3人以上でないと利用できない。「ソロ」に限らず寝台料金は寝台単位で取られるので、おとなとこどもがひとつの寝台を使う場合の寝台券は1人(室)分だけでよい。

 新幹線のぞみ号の通常期指定席特急料金は、ひかり号やこだま号より割増な料金の関係で、のぞみ号からこだま号まで同額な自由席特急料金+510円とはならず、逆もしかり。制度上はのぞみ号の自由席利用が特定特急券となり、ひかり・こだま号の自由席特急券とは別物のきっぷとなるが、運用上は両者共用のきっぷとして発行しているので、特別な場合を除き区別の意識は不要。

 問29 正解c 配点5点
【内容】 乗継割引が適用可能な利用列車の組み合わせの選択
【参照】 JRの営業案内
【解説】 いわゆるミニ新幹線の在来線乗り入れ部分と九州新幹線には乗継割引の制度が一切適用されないため、こまち号の秋田駅やつばめ号のケースはすぐに切り落とせる。また、札幌駅での乗り継ぎで乗継割引が適用されたケースは有史以来存在しない。一方で宇高連絡船以来の伝統として、岡山・四国間を快速マリンライナー号でつないで、新幹線と四国特急を利用する場合には、乗継割引が適用される。

 なお、選択肢dについて、つばめ号の特急料金をリレーつばめ号と通算せず、リレーつばめ号より高額な南風号の特急券を意図的に乗継割引不適用とすることで、リレーつばめ号の特急料金を乗継割引とすることは、発券操作上では可能である。制度の理念や時刻表の記述に反する運用なので、資格試験の正解とはならないが。

 問30 正解a 配点5点
【内容】 カシオペアスイートの払いもどし手数料の選択
【参照】 JRの営業案内
【解説】 寝台個室の払いもどし手数料は1室単位で取り扱い、定員が複数の場合でも1人と見なして計算する。また、特急券+寝台券が1枚のきっぷで発行されていれば、特急券に払いもどし手数料はかからず、そもそも寝台個室のきっぷは特急料金相当額+寝台料金で1枚のきっぷとして発行されるため、それも含めて1人分と見なすとも言える。

 出発日の2日前の払いもどしなので、手数料は320円のみ。そんな制度を知らない人は、係員や有資格者でもかなり多く、実際には2人で640円取られてしまうケースが、あると思う。

 問31 正解a 配点5点
【内容】 特別企画乗車券に関する記述の正解探し
【参照】 JRニュース・JRの営業案内
【解説】 「フルムーン夫婦グリーンパス」に関する記述は正しい。「ナイスミディパス」は28歳ではなく30歳以上が正しく、「青春18きっぷ」は利用旅客を学生に限るなどということはなく、「レール&レンタカー」は運賃やレンタカー代に加えて料金も割り引かれる。

 なお、「ナイスミディパス」グリーン車用は2005年シーズンから設定されていない。レール&レンタカーには「発駅から駅レンタカー営業所のある駅まで最短距離で51km以上離れていること」という新条件がいつの間にか課されている。

 問32 正解b 配点5点
【内容】 時刻表のコピーを見て正しい記述の選択
【参照】 設問P.13
【解説】 「エアポート194号」には注釈なく普通車に指定席と自由席がある記号が付くため、運転区間の全区間において両者があると解釈できる。「すずらん8号」は東室蘭から普通列車1438Mに変身する矢印がついているし、「とかち11号」に限らず新幹線・特急・急行からグリーン車自由席は絶滅しており時刻表でもそれに対応する記号はなく、「はまなす号」に付く座席の記号はエアポート194号と同じく普通車に指定席と自由席があることを示すもの。

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1999年11月20日開設  2005年12月4日更新  URL:http://home.t01.itscom.net/jikoku/
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