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●2004年度一般旅行業務取扱主任者試験 JRに関する設問の解答と解説 2004(平成16)年10月11日に実施された、2004年度一般旅行業務取扱主任者試験の、JRに関する設問の解答と非公式な解説です。検定問題は掲載しませんので、お手元の冊子を参照するか、社団法人日本旅行業協会の公式サイト内「http://www.jata-net.or.jp/seminar/exam/16mondai.htm」からダウンロードしてください。解説の出典はすべて、JR時刻表2004年8月号です。なお、当ページは公式なものではありません。 2007年 2006年 2005年 2004年 2003年 2002年 ○ 問23 正解b 配点5点 【内容】 大阪・上郡・智頭・鳥取間の運賃計算方法を問う 【参照】 本文P.375右欄外 【解説】 通過連絡運輸の制度が適用される他社線をJR線で挟んで利用する場合の運賃や料金の計算は、前後のJRのキロ程を通算してJR分の運賃や料金を求めて、他社線の運賃と料金を別途求めて、これを合算する。 そのため、今回の行程での運賃は、JR分として幹線である大阪・上郡間の営業キロ122.7kmと地方交通線である智頭・鳥取間の換算キロ35.1kmの合計である157.8km=158キロを本州会社の幹線運賃表に当てはめた2,520円、智頭急行分として上郡・智頭間の1,260円、これを合算して3,780円。 通過連絡運輸の制度が適用される他社線の具体名は、試験の範囲では次の区間だけ知っていればよい。このリストは巻末のピンクのページではなく、巻頭のJRのトクトクきっぷコーナーのページ「周遊きっぷ」P.27に掲載されている。 ・IGRいわて銀河鉄道+青い森鉄道の盛岡・八戸間 ・IGRいわて銀河鉄道の盛岡・好摩間 ・北越急行ほくほく線の六日町・犀潟間 ・伊勢鉄道線の四日市・津間 ・智頭急行線の上郡・智頭間 ・北近畿タンゴ鉄道の西舞鶴・豊岡間と福知山・西舞鶴間と福知山・豊岡間 ・土佐くろしお鉄道の窪川・若井間 ○ 問24 正解c 配点5点 【内容】 往復割引が適用できる往路と復路の組み合わせを選択 【参照】 JRの営業案内P.962-963 【解説】 片道の営業キロが601キロ以上ある区間を同じ経路で往復する場合に、往復乗車券が一割引となる。東海道・山陽・東北(盛岡・八戸間を除く)・上越の各新幹線は並行する在来線と同一線扱いとなるため、運賃が異なる新下関・小倉・博多間を含め、片道新幹線+片道在来線の利用でもよい。 aは2002年12月の東北新幹線盛岡・八戸間延伸開業で東北本線が第3セクター鉄道に切り離されて以来、同区間で同一経路扱いがなくなり往復乗車券にならなくなった。bは出雲が山陰線でサンライズ出雲が伯備線と経由する路線が異なるので往復乗車券にならない。dは往復乗車券になるものの営業キロが600キロ以下なので割引にはならない。 ○ 問25 正解a 配点5点 【内容】 行程から乗車券の券面の空欄を埋める 【参照】 JRの営業案内P.962,964-966 【解説】 特定都区市内制度は中心駅と発着駅の間が201キロ以上(東京山手線内は101キロ以上)ないと適用されないため、東京から180.2kmの静岡では非適用。山手線と錦糸町と赤羽を囲んだエリア内を通過する乗車券は、その利用経路にかかわらず最短経路で運賃を計算する。なお、このエリアは2004年3月12日まで鶴見・新宿・大宮・蘇我まで広がっていた。 静岡→東京→西荻窪の運賃は、静岡→品川→新宿→西荻窪の経路で計算し、つまり営業キロ194.3kmで3,260円。有効期間は営業キロ200キロ以下なので2日間。 ○ 問26 正解b 配点5点 【内容】 中学生と小学生がひとつのB寝台を利用するために用意するきっぷの組み合わせを選択 【参照】 JRの営業案内P.973 【解説】 制度上原則として小学生はこどもで中学生はおとな。つまり乗車券はおとな・こども1人分ずつ必要。寝台はおとな+こども各1名またはこども2名でひとつの寝台を利用でき、その寝台料金は当然に寝台ひとつ分。しかし特急料金は個別に必要である。JR時刻表P.973最上段の「例1」そのまんま。 ○ 問27 正解a 配点5点 【内容】 熊本・新八代・鹿児島中央間の特急料金を求める 【参照】 JRの営業案内P.932,971 【解説】 2004年3月13日開業の九州新幹線には特急券の乗継割引の制度が一切適用されない。そのかわり、新八代で改札を出ずに新幹線と鹿児島本線の在来線特急を乗り継ぐ場合には、特定の特急料金を適用する。 今回のケースでは、九州新幹線を鹿児島中央・新八代間で利用し、改札を出ずに「リレーつばめ」で熊本まで営業キロ32.9kmを利用するので、鹿児島本線と九州新幹線をまたがって利用する場合の指定席特急料金の、新八代から50kmまでの料金、3,200円となる。 なお、鹿児島本線で新八代から(まで)利用する特急は「リレーつばめ」に加えて「くまがわ」「九州横断特急」でもよく、この場合は物理的に新八代の改札を出る必要がある。但し八代や肥薩線や豊肥本線へは通常どおり列車別の料金計算が必要。 ○ 問28 正解b 配点5点 【内容】 米沢→福島→仙台→秋田間と新幹線を乗り継いだ場合にグリーン料金を通しで計算できる区間を選択する 【参照】 JRの営業案内P.972 【解説】 2002年12月1日から「こまち」や「つばさ」の経路で新幹線を乗り継いで利用する場合、従来は盛岡や福島で別個の列車として計算していたグリーン料金が、一列車分として通しで計算できるようになった。改札内であれば新幹線中間駅はもちろん福島や盛岡で列車を乗り継いでもよい。 つまり今回のケースでは米沢→福島で1枚、福島→仙台→秋田で1枚として計算する。昔は米沢→秋田なら奥羽本線特急「つばさ」で一本だったもの。 ○ 問29 正解a 配点5点 【内容】 行程上で利用する在来線特急列車二本共に乗継割引が適用されるケースを選択 【参照】 JRの営業案内P.971 【解説】 前述のとおり九州新幹線には乗継割引の制度がない。また、2002年12月1日から八戸・新潟・長岡・越後湯沢・長野を除くJR東日本の新幹線の各駅も乗継割引の対象外。九州新幹線でcとdが、仙台乗継でbが除外され、正解は東京・八戸・函館・青森のa。 JRの特急券の乗継割引の制度は多くの受験者が苦手にしているようだが、まずは3ケースしかない適用パターンをしっかり把握し、制度改定年表で枝葉を暗記するとよい。 ・新幹線と在来線を乗り継ぐ ・本州内特急と北海道特急を乗り継ぐ ・「サンライズ瀬戸」とJR四国内特急を乗り継ぐ ○ 問30 正解b 配点5点 【内容】 新幹線特急券・グリーン券の払いもどし手数料の計算方法を選択 【参照】 JRの営業案内P.975-976 【解説】 特急券と寝台券やグリーン券を1枚で発行したきっぷの払いもどし手数料は、寝台券やグリーン券の部分だけにかかり特急券にはかからない。また、その手数料は指定席特急券の列車出発日前日の払いもどしなので3割。 つまり、グリーン料金5,150円の3割、1,545円の端数切り捨てで1,540円が払いもどし手数料。仮に特急券とグリーン券が別々に発券されていたら、それぞれに3割(か320円)の手数料がかかる。 ○ 問31 正解d(に加えてbも?) 配点5点 【内容】 周遊きっぷに関する記述の間違い探し 【参照】 JRのトクトクきっぷコーナーP.27 【解説】 ゆき券やかえり券(アプローチ券と呼ぶ)のどちらかを航空券で代用しても、もう片方は通常通りJR線を片道201キロ以上経由しなければならない。また、アプローチ券のねだんは同区間の片道運賃の20%引き、学割では30%引き、東海道新幹線を経由し営業キロ600キロ以下の場合はそれぞれ5%と20%引き。つまり正解(記述の誤り)がふたつあると思う。 ○ 問32 正解d 配点5点 【内容】 時刻表のコピーに関する設問の記述の正解探し 【参照】 P.[1] 【解説】 リレーつばめ56号に付くグリーン「個4」の記号は個室4部屋ではなく4人用個室。ゆふいんの森6号に付くコーヒーカップのマークは食堂車ではなくビュフェ。はやぶさにはA寝台1人個室とB寝台の記号は付くがB寝台2人個室の記号はないし、過去にB寝台2人個室が連結されたこともない。 ゆふいんの森1,2,5,6号用の車両は一編成しかないため、その検査日には通常のディーゼル特急車両が使われ列車名がゆふ81,82,85,86号に変わる。そのゆふ86号に付く記号は普通車の一部車両が指定席、つまり普通車自由席もあるというマーク。 |
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