| 時刻表博士まっこうくじらのウェブサイト |
| 時刻表検定試験「時刻表博士」認定者が運営する冊子鉄道時刻表の総合情報ウェブサイト |
| 【トップページ】 【時刻表掲示板】 【当サイトについて】 【作者について】 |
●2003年度一般旅行業務取扱主任者試験 JRに関する設問の解答と解説 2003(平成15)年10月13日に実施された、2003年度一般旅行業務取扱主任者試験の、JRに関する設問の解答と非公式な解説です。検定問題は掲載しませんので、お手元の冊子を参照するか、社団法人日本旅行業協会の公式サイト内「http://www.jata-net.or.jp/seminar/exam/15mondai.htm」からダウンロードしてください。解説の出典はすべて、JR時刻表2003年8月号です。なお、当ページは公式なものではありません。 2007年 2006年 2005年 2004年 2003年 2002年 ○ 問23 正解a 配点5点 【内容】 行程の航空券とJR券の発売開始日の組み合わせを選択 【参照】 JRの営業案内P.861 【解説】 JRの指定券類の発売日は列車出発日の1か月前の同日。前月に同じ日がなければ当月1日。9月1日0:37大阪発「サンライズ出雲」東京行の寝台券は、列車出発日の8月31日の前月同日である7月31日から発売される。なお、国内航空券の発売日は2か月前の同日。前月に同じ日がなければ2か月前の末日となるため、8月31日の便の発売日は6月30日。 ○ 問24 正解c 配点5点 【内容】 行程の運賃の算出方法を選択 【参照】 JRの営業案内P.962-963 【解説】 2002年12月1日の東北新幹線八戸延伸と盛岡・八戸間東北本線の経営移管により、同区間で往路新幹線・復路旧在来線と利用しても乗車券が往復乗車券にならなくなった。また、通過連絡運輸の制度が適用される他社線をJR線で挟んで利用する場合の運賃計算は、前後のJRのキロ程を通算してJR分の運賃を求めて、他社線の運賃を別途求めて、これを合算する。 そのため、往路は普通に大宮から青森まで営業キロ697.6kmの本州会社幹線運賃の9,870円、復路は通過連絡運輸の計算方法で、JR分は青森・八戸間と盛岡・大宮間の営業キロの合計601.0kmの本州会社幹線運賃の9,350円と、青い森+IGRの運賃660+2,300円の合計額、12,310円となる。 この行程では乗車券が往復乗車券とならないため、当然にaやbのように割引は効かない。dのように細切れに計算しても間違いではないが、旅客にそんな切符を売るわけにはいかないだろうし、試験の解答にはならない。 ○ 問25 正解d 配点5点 【内容】 行程から乗車券の券面の空欄を埋める 【参照】 JRの営業案内P.965-966 【解説】 品川など山手線内の駅と東京駅から営業キロが101〜200キロの駅との間の乗車券は、東京山手線内発着となり運賃は東京駅との間で計算する。また、新幹線は大都市近郊区間に含まれていない。 そこで、熱海−(新幹線)→品川の運賃は、熱海から東京まで営業キロ104.4kmの本州会社幹線運賃の1,890円、有効日数は営業キロ101キロ以上200キロ以内で2日。なお、同区間を東海道線で移動する場合は大都市近郊区間内のみの利用となるため、運賃は同額だが有効日数が1日で途中下車NGとなる。 ○ 問26 正解c 配点5点 【内容】 乗継駅で途中下車しなくても特急料金を通しで計算できない列車の組み合わせを選択 【参照】 主要駅間の運賃・特急料金早見表P.935,939-941 【解説】 上野・仙台間常磐線経由の特急同士を水戸で、京都・城崎間山陰本線経由の特急同士を福知山で、博多・宮崎空港間日豊本線経由の特急同士を別府または大分で改札を出ずに乗り継ぐ場合には、特急料金を通しで計算できる。 高松・宇和島間予讃線経由の特急同士を多度津や丸亀や宇多津や松山で改札を出ずに乗り継ぐ場合には特急料金を通しで計算できるが、岡山からではNG。つまり岡山−(しおかぜ)→松山−(宇和海)→宇和島と乗り継ぐ場合には、原則通り特急券は列車別に必要で料金計算も別々となる。 ○ 問27 正解a 配点5点 【内容】 行程のグリーン料金の算出方法を選択 【参照】 JRの営業案内P.969-972 【解説】 新幹線東京・博多間は改札内で新幹線列車を何度乗り継いでも後戻りしない限り料金は全利用区間1区間で求める。東京・盛岡間、東京・新潟間、東京・長野間も同様。また、「つばさ」や「こまち」で福島や盛岡を境に新幹線とミニ新幹線区間を直通または乗り継ぐ場合のグリーン料金も通しで求める。 そのため、新庄−(つばさ)→東京のグリーン料金は同区間の営業キロ421.4kmをJR東日本内のグリーン料金表にあてはめて、301km以上で4,000円、東京−(のぞみ)→名古屋−(こだま)→岐阜羽島のグリーン料金は東京・岐阜羽島間の営業キロ396.3kmを特急・急行のグリーン料金表にあてはめて、400kmまで4,000円、つまり行程全部で合計8,000円。東京を越えて料金を通しで計算できるような例外はない。 ○ 問28 正解a 配点5点 【内容】 母親と4歳と3歳で2人用寝台個室を利用する場合の運賃・料金・寝台料金の組み合わせの選択 【参照】 JRの営業案内P.962,973 【解説】 4歳と3歳はJRの制度上「幼児」に該当。母親はおそらく「おとな」だろう。乳児や幼児は指定席や寝台を確保したり単独行動をしない限り運賃も料金も無料なので、乗車券はおとな1人分だけでよい。しかし2人用寝台個室はおとな2人分の特急料金と寝台料金が室料という扱いなので、つまり何人で利用しようとも特急料金も寝台料金も大人2人分である。 仮にこのケースで普通の寝台か寝台1人用個室を利用する場合は、1寝台あたりの最大利用可能人数がおとな+こども(乳児や幼児を含む)各1名かこども(同)2名なので、寝台を2人分確保しなければならず、つまり幼児単独でも寝台を確保する扱いになるため、運賃はおとな1人+こども1人、特急料金もおとな1人+こども1人、寝台料金は2人分となる。まあ、この家族で移動するならば個室を確保するのが一番楽であろう。 ○ 問29 正解c 配点5点 【内容】 行程上で利用する在来線特急列車3本のうち乗継割引が適用される列車を選択 【参照】 JRの営業案内P.971 【解説】 大阪−(日本海)→青森−(白鳥)→函館−(スーパー北斗)→札幌と特急列車3本を乗り継ぐ場合、白鳥は日本海と君で本州と北海道の乗継割引が適用されるが、スーパー北斗に適用できる割引はない。 新幹線と在来線の乗継割引で新幹線利用区間の両端で在来線特急を利用する場合には、その料金の高いほうに乗継割引を適用するが、本州と北海道の乗継割引で北海道側に2本の特急があっても、乗継割引を適用できるのは直接の乗換列車だけとなる。 ○ 問30 正解b? 配点5点 【内容】 特別企画乗車券に関する正解探し 【参照】 JRニュース(12)、JRの営業案内P.981,986 【解説】 フルムーン夫婦グリーンパスが5,000円引きのシルバー用は、夫婦のどちらかが70歳以上であれば利用できる。レール&レンタカーはドライバー以外にもレンタカー定員分まで運賃や料金の割引が受けられる。青春18きっぷで普通列車の普通車指定席を利用する場合、指定席料金は必要だが運賃はいらない。 時刻表やJR各社の公式サイトにはジパング倶楽部の入会要件に国籍や居住地の制限は書かれていないが、公式発表ではこの選択肢が正解となっている。 ○ 問31 正解a 配点5点 【内容】 JR券の払いもどしに関する正解探し 【参照】 JRの営業案内P.975-976 【解説】 指定席特急券の乗車日2日前払いもどしの手数料は3割端数切り捨てか320円の高いほう。利用人数が個室定員に満たない場合のダミーの人員分には払いもどし手数料がかからない。2人用B寝台個室が2人分の特急料金と寝台料金の金額で1部屋を指定した1枚のきっぷで発行されていれば、その払いもどし手数料は1枚分の320円でよい。 乗車券は片道・往復・連続・回数の種類にかかわらず、払いもどし手数料は1枚分の210円である。JRの係員もかなり頻繁に間違える事項。cやdの選択肢は規則どおりの取り扱いができる係員がもっと少ないかもしれない。この設問は捨てるのが妥当。 ○ 問32 正解d 配点5点 【内容】 時刻表のコピーに関する設問の記述の正解探し 【参照】 問題用紙 【解説】 いしづち28号からサンライズ瀬戸へは、坂出(21:31または33着、21:42発)で乗り換えられる。サンライズ瀬戸には普通車指定席扱いのごろ寝席「ノビノビ座席」があり、これを使えば寝台券が不要。しまんと8号にはグリーン車連結の記号が付いていない。琴平20:53発の高松行普通列車は坂出で21:26〜21:37の11分間停車している間に、いしづち28号としまんと8号に追い抜かれている。 |
|
|
Copyright (C) 1999-2007 まっこうくじら All Rights Reserved. |