| 時刻表博士まっこうくじらのウェブサイト |
| 時刻表検定試験「時刻表博士」認定者が運営する冊子鉄道時刻表の総合情報ウェブサイト |
| 【トップページ】 【時刻表掲示板】 【当サイトについて】 【作者について】 |
|
●2002年度一般旅行業務取扱主任者試験 JRに関する設問の解答と解説 2002(平成14)年10月14日に実施された、2002年度一般旅行業務取扱主任者試験の、JRに関する設問の解答と非公式な解説です。検定問題は掲載しませんので、お手元の冊子を参照するか、社団法人日本旅行業協会の公式サイト内「http://www.jata-net.or.jp/seminar/exam/14mondai.htm」からダウンロードしてください。なお、当ページは公式なものではありません。 2007年 2006年 2005年 2004年 2003年 2002年 ○ 問24 正解d 配点5点 【内容】 行程の航空券とJR券の発売開始日の組み合わせを選択 【参照】 JRの営業案内 【解説】 JRの指定券類の発売日は列車出発日の1か月前の同日。前月に同じ日がなければ当月1日。7月31日の東京発博多行新幹線の指定券は、列車出発日の前月同日がないので、7月1日から発売される。なお、国内航空券の発売日は2か月前の同日。前月に同じ日がなければ2か月前の末日となるため、8月31日の便の発売日は6月30日。 ○ 問25 正解b 配点5点 【内容】 上毛高原から北越急行線経由で魚津までの学生割引運賃を求める 【参照】 JRの営業案内 【解説】 JRの乗車券に学生割引を適用するには、片道の営業キロが101キロ以上必要なので、100キロ以下の区間に適用したaとbは誤り。上毛高原・魚津間のJRの営業キロの合計164.6km=165キロに対する運賃2,940円を、学生割引で0.8倍して10円未満の端数を切り捨て、これに北越急行の運賃950円を足せばOK。問題文に「北越急行線はJR線と通過連絡運輸の取扱を行っている。」と書いてくれているので、選択肢でそれを唯一適用したbと即答しても大丈夫。 ○ 問26 正解b 配点5点 【内容】 東京・博多間で片道新幹線・片道在来線の往復運賃を求める 【参照】 JRの営業案内 【解説】 JR北海道・四国・九州が運賃を値上げした1996年1月に、往復乗車券の運賃は従来の復路二割引から往路復路各一割引に変更された。その理由はこの設問のとおり、(新)下関・小倉・博多間の運賃に新幹線と平行在来線で差が出たため。だからaとdは誤り。 まず、それぞれの片道運賃を求める。東京・博多間で新幹線経由は13,440円、在来線経由はJR九州線である下関・博多間の営業キロ79.0kmに対する加算運賃150円をこれに足して13,590円。往復割引はそれぞれに0.9倍端数切り捨てとなるので、加算運賃を別計上したcも誤り。 ○ 問27 正解a 配点5点 【内容】 久留米・由布院間の片道乗車券の運賃と有効日数を求める 【参照】 JRの営業案内 【解説】 換算キロ・擬制キロ・運賃計算キロは、運賃を計算するときだけ使用され、乗車券の有効日数の計算などは営業キロのみを使用する。そのためまず、久留米・由布院間の乗車券の有効日数は、営業キロ99.1km=100キロで1日となる。 次に運賃の計算は、JR九州の地方交通線のみの利用なので、擬制キロをJR九州の運賃表にあてはめる。109.0km=109キロで2,070円。これを知らなくても、地方交通線の運賃は幹線の約1割増なので、単に営業キロ99.1km=100キロから1,770円と求めてはいけないな、と気付いてほしいと思う。 ○ 問28 正解b 配点5点 【内容】 東京−(のぞみ号グリーン車)→岡山−(こだま号普通車指定席)→新尾道と改札内乗継で利用する場合の料金計算方法を選択する 【参照】 JRの営業案内と各種参考書 【解説】 東海道・山陽新幹線を順方向に改札内で当日中に乗り継げば、料金を通算できる。列車毎に設備を変える場合の特急料金は、一駅でもグリーン車を使えばグリーン車の料金、全区間で普通車自由席だけを使えば普通車自由席の料金、そうでなければ普通車指定席の料金となる。また、のぞみ号を使う区間だけ、のぞみ号の加算料金が必要となる。 以上を踏まえると、特急料金は東京・新尾道間のグリーン車利用の料金、これに東京・岡山間ののぞみ号の加算料金があり、東京・岡山間のグリーン料金が加わる。加算料金は設問にないが、同区間ののぞみ号の料金からひかり/こだま号の料金を引けば求まる。つまり、(6,710-510)+(7,500−6,170)+6,300=13,830円で、数式はこれと異なるが正解はb。 ○ 問29 正解c 配点5点 【内容】 角館−(こまち号グリーン車)→仙台と利用する場合の料金計算方法を選択する 【参照】 JRの営業案内 【解説】 東北新幹線と秋田(山形)新幹線を、直通列車で利用するか当日中に盛岡(福島)で乗り継いで利用する場合の特急料金は、東北新幹線区間の特急料金に、秋田(山形)新幹線の東北新幹線にまたがって利用する場合の特急料金(在来線A特急料金の3割引相当)を足す。また、グリーン料金は盛岡(福島)で別列車に乗り継いだ扱いで別個に求めて合計する。 ここで、繁忙期や閑散期や自由席やグリーン車の特急料金の計算は、東北新幹線区間と秋田(山形)新幹線区間のそれぞれに加算や減算をかけるが、秋田(山形)新幹線の東北新幹線にまたがって利用する場合の特急料金に対する加減産額も3割引となっている。 以上を踏まえると、特急料金は(1,170-360)+(3,030-510)円、グリーン料金は1,240+2,670円、合計で7,240円。数式も結果も一致するcが正解。 ○ 問30 正解a 配点5点 【内容】 特急料金の乗継割引が適用されないパターンを選択する 【参照】 JRの営業案内 【解説】 本州内と北海道で特急料金の乗継割引を適用する場合には、その乗継駅は青森・函館・五稜郭の各駅。選択肢aのように、旭川−(スーパーホワイトアロー)→札幌−(北斗星)→上野という、札幌駅での乗継では適用できない。つまり、これが正解。 広島−(ひかり)→小倉−(ソニック)→別府は、典型的な乗継割引OKのパターン。「サンライズ瀬戸」と四国内特急を坂出駅か高松駅で乗り継いでもOKなので、高知−(しまんと)→坂出−(サンライズ瀬戸)→東京もOK。また、大阪発着在来線と新大阪発着新幹線でも適用OKなので、福知山−(だいせん)→大阪…新大阪−(のぞみ)→東京でもOK。 ○ 問31 正解b 配点5点 【内容】 JRの団体旅客の取扱に関する間違い探し 【参照】 JR各社の旅客営業規則の第43条と第111条 【解説】 学生団体には指定校等の教職員の引率者が必要なので、学生だけで学生団体を構成することはできない。つまり、正解はb。 団体旅客が31人以上50人までならば1人が無賃となるが、訪日観光団体では15人以上でOKなので、訪日観光客13名+添乗員1名+ガイド1名の構成でも1名が無賃。学生団体と訪日観光団体の割引率は一年中同じである。 ○ 問32 正解c 配点5点 【内容】 学生割引と往復割引が適用された乗車券の、往券使用後の払戻額の計算方法を選択する 【参照】 JRの営業案内 【解説】 使用開始後の乗車券の払いもどしの原則は、発売額−使ったぶんの運賃−手数料。今回は学生が東京から札幌までの往復乗車券を買い、東京から札幌まで行った後に払い戻すので、使ったぶんの運賃は東京から札幌までの学生割引の片道運賃。つまり、20,240−11,250−210=8,780円のcが正解。 |
|
|
Copyright (C) 1999-2007 まっこうくじら All Rights Reserved. |