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●第13回時刻表検定第1種試験 解答と非公式解説 2007(平成19)年11月18日に実施された、第13回時刻表検定第1種試験の解答と非公式な解説です。検定問題については著作権の関係で掲載できませんので、お手元の冊子を参照ください。解説の出典はすべて、JR時刻表2007年11月号です。なお、当ページは時刻表検定協会の公式なものではありません。 (2008年)旅検定第2回 (2007年)第13回1種 第13回2種 旅検定第1回 (2006年)第12回1種 第12回2種 (2005年)第11回1種 第11回2種 (2004年)第10回1種 第10回2種 (2003年)第9回1種 第9回2種 第8回1種 第8回2種 (2002年)第7回1種 第7回2種 第6回1種 第6回2種 (2001年)第5回1種 第5回2種 第4回1種 第4回2種 (2000年)第3回1種 第3回2種 第2回1種 第2回2種 (1999年)第1回1種 第1回2種 ●第13回時刻表検定第1種試験 ランク認定データ 受験者数1,290名(+17) 最高点不明 平均点111.9点(−0.4) 時刻表博士約3名(−3) 1級約63名(−16) 2級約369名(−41) 不認定約855名(+77) ※括弧内数値は前回比 ○ 1号車 設問1 正解1番 配点3点 【内容】行程表中で利用する航空便の便名の選択 【参照】航空ダイヤ国内線 【解説】羽田6:55発の鹿児島行は、ANA619便。第1種試験の挑戦者であれば、鼻歌交じりで即答すべき設問。 ○ 1号車 設問2 正解4番 配点3点 【内容】鹿児島空港の空港コードの選択 【参照】航空ダイヤ国際線 【解説】空港コードは国内線のページには出ていないため、国際線のページで探す。鹿児島空港はKOJ。 他の選択肢を調べてみると、KAGは2002年まで民間機が発着していた韓国の江陵飛行場、KGOはウクライナのKirovograd空港、KGSはギリシャのコス島国際空港。 ○ 1号車 設問3 正解4番 配点3点 【内容】行程表中で利用する航空便に関する正解探し 【参照】航空ダイヤ国内線 【解説】設問1のAさんの便は鹿児島に8:50着。伊丹8:10発のBさんの鹿児島行はANA541便で9:20着。つまりAさんの便はBさんの便より30分早く鹿児島空港に到着する。Bさんの利用便はJALではなくANAで、旅客施設使用料は伊丹にはかからない。 ○ 2号車 設問4 正解4番 配点3点 【内容】行程表中で利用する航空便に関する記述の正解探し 【参照】航空ダイヤ国内線 【解説】上記の便から乗り継げる屋久島行の便名は、時刻表の表記で「コ3743」。つまり、日本エアコミューターの3743便である。琉球エアコミューターの略号は「琉」。 日本エアコミューターは、鹿児島の離島路線の拡充のために、1983年に鹿児島県と当時の東亜国内航空(TDA)が共同で設立した航空会社。所有する小型旅客機を活かして他のローカル航路も担当するようになり、今はJALグループの一員として北海道や本州や四国へも羽を広げる。 ○ 2号車 設問5 正解2番 配点3点 【内容】行程表中で宿泊する施設の説明に関する正解探し 【参照】JR協定旅館ホテルP.1055 【解説】電話番号から宿泊施設名を逆引きする問題。シーサイドホテル屋久島が見つかれば、正解。 九州の最高峰は九州本土になく、標高1,936mを誇る屋久島の宮之浦岳。亜熱帯から亜寒帯までに及ぶ気候区分と、年間4,000〜8,000mmにも及ぶ多雨がつくる自然環境を持つこの島は、国立公園と世界遺産に指定され、学者や観光客を魅了する。 ○ 3号車 設問6 正解3番 配点3点 【内容】行程表中で利用する航空便と、設問中で列記する3便の共通点を選択 【参照】航空ダイヤ国内線 【解説】屋久島17:55発の鹿児島空港行、設問列記の伊丹7:35発出雲行、福岡13:25発信州まつもと行、鹿児島11:35発与論行は、すべて航空会社「コ」の機種「Q84」で運航。こんなバラバラな区間で運賃が同じはずがない。 そのQ84とは、時刻表ではDHC8−400、つまり2007年3月13日に高知空港で胴体着陸事故を起こすなど、全世界でトラブルが頻発していると報道されるボンバルディアのダッシュ8シリーズ400型機。しかし航空会社の営業的には優秀で競合機のない機種ということで、主に西日本側のANA便やJAC便で活躍を続ける。 ○ 3号車 設問7 正解2番 配点3点 【内容】行程表中で利用する新幹線と特急の列車編成の組み合わせに関する正解探し 【参照】列車編成のご案内 【解説】つばめ68号は6両編成、リレーつばめ68号は中間に運転台なしの7両編成。それだけ分かれば正解を取れる。 2004年3月の九州新幹線新八代・鹿児島中央間の開業で、博多方面と西鹿児島を結んだ在来線特急「つばめ」は新幹線列車の名前となり、新八代で打ち切られた在来線特急は「リレーつばめ」に改称した。両者は新八代で同じホームの右と左に発着し、3分に統一された接続時間で乗り換えて利用する。 ○ 3号車 設問8 正解3番 配点3点 【内容】行程表中で利用する新幹線と特急の席番配置図の組み合わせに関する正解探し 【参照】主な車両の席番配置図 【解説】新幹線つばめ号の顔を覚えているだけで即答可能な、乗り鉄向けサービス問題。 末端区間が先行開業した九州新幹線は、1991年の着工時には在来線規格の電車を新線区間で時速200km走行させる「スーパー特急」の運行とされたが、どういうわけかそんな新型電車をやめて、新幹線と在来線の乗り継ぎ方式で開業した。今まで乗り換えなしで行けた区間が必ず乗り換えとなるため、JR九州は一体感を出したかったのだろう、特別の運賃制度と乗車券類の様式を加えたり、列車の行先表示でも、駅の発車案内板や時刻表でも、新幹線「つばめ」と在来線「リレーつばめ」を一体とした表示を実施している。 ○ 4号車 設問9 正解3番 配点3点 【内容】行程表中で利用する新幹線と特急の特急料金計算 【参照】運賃・特急料金早見表 【解説】鹿児島中央から熊本までの特急料金は3,200円。九州に繁忙期はなく、九州新幹線絡みの特急料金には閑散期もないので、早見表の金額そのまんま。 九州新幹線には特急料金の閑散期割引がなく、乗継割引の適用もなく、その開業時には通常料金もトクトクきっぷも大幅な値上げを実施している。これが功を奏してJR九州は、2004年度に会社発足以来初めての営業黒字を計上した。 ○ 4号車 設問10 正解2番 配点3点 【内容】行程表中で宿泊する施設の説明に関する正解探し 【参照】JR協定旅館ホテル 【解説】宿泊施設名が熊本全日空ホテルニュースカイと書かれているが、電話番号から逆引きすると便利。料金は8100〜ではなく8000〜。300室、白川河畔、25階建ては大丈夫。 熊本駅のすぐ東側を流れる白川の源流は、阿蘇山の根子岳。南阿蘇鉄道の南側を併走し、水面からの高さが62mもある第一白川橋梁を架けさせたうえで、豊肥本線のスイッチバックで有名な立野付近で阿蘇の外輪山を突き破り、沿岸に水利と洪水を提供しながら有明海に注ぐ、延長74kmの一級河川である。 ○ 4号車 設問11 正解1番 配点3点 【内容】行程表中で宿泊する施設の所在地に関する正解探し 【参照】JR協定旅館ホテル 【解説】前問と同じく電話番号からの逆引きが便利。上6桁を見て、黒川温泉を選択できる。 各地で温泉が湧く九州ではありふれた、そして寂れた温泉地であった黒川は、1986年に温泉旅館の露天風呂めぐりができる入湯手形を導入し、翌年には沿道の広告看板を撤去したことで、個性的な秘湯として一部の支持と注目を集めた。そして1990年代後半に温泉人気ランキングで上位に取り上げられるようになったことで、今や九州内はもちろん全国的な知名度のある人気温泉地となった。その一方で公共交通での訪問は長らく困難なままであったが、2006年3月に天神からの高速バスが開業し、時刻表でも訪問の行程を組めるようになった。 ○ 4号車 設問12 正解4番 配点3点 【内容】行程表中で使用するレンタカーの料金に関する正解探し 【参照】駅レンタカーP.994 【解説】行程上で鉄道利用経路と接触しない区間でレンタカーを利用するので、どノーマルの料金と思えばよい。レール&レンタカーきっぷの料金をNGとして、マイドライブに暦日制料金が見あたらないので、マイドライブの時間制料金が正解。 安い印象が不思議と付いて回る駅レンタカーは、他のレンタカー会社と比べて安いわけではなく、他社車両の取次窓口になっている駅(営業所)もある。しかし車両を駅で借りて駅で返せることと、JR運賃の割引制度を持つことから、鉄道客の利用が定着している感じ。 ○ 4号車 設問13 正解4番 配点3点 【内容】行程表中で宿泊する施設の説明に関する正解探し 【参照】JR協定旅館ホテル 【解説】またまたまた電話番号から宿泊施設名を逆引きする問題。旅館冨季の舎を選択できればOK。 若い女性に支持される人気の温泉観光地ゆふいんは、由布院と書かれる場合と湯布院と書かれる場合があるが、いずれも間違いではない。もともとは温泉名や久大本線の駅名どおり「由布院」であり、1955年に当時の由布院町と湯平村が合併して湯布院町が発足、これがバス停名や高速道路のIC名にもなったため、「湯布院」の名が生まれた。ただ、少々の混乱や反発もあるようで、音楽祭や観光特急や道の駅では「ゆふいん」と無難な平仮名を使っている。 ○ 5号車 設問14 正解1番 配点3点 【内容】行程表中で利用する空港連絡バスの説明に関する正解探し 【参照】空港への交通機関 【解説】由布院駅前BTから大分空港までのバス便は、所要時間55分、運賃1,500円、運行会社は大分交通と亀の井バス。時刻表の流儀に慣れていれば、全然問題なし。 社名から想像できるとおり、戦時統合で大分県内の交通事業者の合併によりできた大分交通は、かつて県内に4本の鉄道と別府・大分間の路面電車を持っていたが、1975年の耶馬渓線中津・野路間を最後に全線が廃止された。 ○ 5号車 設問15 正解2番 配点3点 【内容】大分空港の空港コードの選択 【参照】航空ダイヤ国際線 【解説】設問2と同じ方法で探す。大分空港はOIT。他の選択肢を調べてみると、OIAはブラジルのOurilandia空港、OTAはエチオピアのMota空港、ITAもブラジルのItacoatiara空港。 ○ 5号車 設問16 正解4番 配点3点 【内容】行程表中で利用する航空便名の組み合わせの選択 【参照】航空ダイヤ国内線 【解説】大分発羽田行の最終便は、18:30発のJAL1794便。その50分後の大分発伊丹行は一見して見あたらないが、19:15発のまた「コ」の2368便の5分延発日に11月25日が含まれる。 18:30なんて九州では春から秋までまだ明るい時間。航空便はなんでこんなに早寝早起きなのかと思うが、行き先の空港の着陸時間制限もあるだろうし、そもそも需要がそういうものなんだろう。大都市を除き空港アクセスの多くがマイカーに移行し、どこの旅客ターミナル前にも広大な無料駐車場が広がるようになっても、これはなぜか変わらない。 ○ 5号車 設問17 正解1番 配点3点 【内容】伊丹空港から利用する交通機関の選択 【参照】会社線のページ 【解説】伊丹から新大阪や大阪までは、バスでは320円で行けない。この値段で乗れるのは大阪モノレールで、千里中央まで320円で正しい。 飛行機は今やすっかり庶民の足になったのに、空港バスはなんでいつまでもこんなに割高な運賃を取り続けるのかと思う。伊丹空港の伊丹駅行や羽田空港の大森駅行など、昔からの空港に昔ながらの路線バスが乗り入れている場合には、そんなことはない。 ○ 6号車 設問18 正解3番 配点4点 【内容】虫食いきっぷにおけるグリーン料金の選択 【参照】ブルーのページ、JRの営業案内 【解説】JR時刻表のクイズコーナーに出ている、きっぷの券面を※印で覆う穴埋め問題。ここからグリーン料金、運賃、払いもどし額を選択する設問が続くので、まずは列車と区間を確定させておく。 特急料金が1,780円なので、A特急料金の101〜150キロが怪しい。そして乗車券の有効期間が1日間なので、運賃の計算経路は100キロ以内か大都市近郊区間内。それを念頭に、17:17発、19:10着な区間を探す。成田エクスプレス34号の、空港第2ビルから大宮までが該当。 まずは、成田エクスプレスのグリーン料金は2,000円均一であり、これが正解。 ○ 6号車 設問19 正解2番 配点4点 【内容】虫食いきっぷにおける運賃の選択 【参照】運賃・特急料金早見表 【解説】次に、空港第2ビルから大宮駅までの運賃は1,450円。この区間の運賃計算はちょっと面倒なので、早見表の活用がシンプル。 1992年12月の成田空港第2旅客ターミナルの開業に合わせて新設された空港第2ビル駅は、JR史上初のアラビア数字入り駅名。第1旅客ターミナルに直結し、その前年に開業した駅の駅名はズバリ「成田空港」。2タミに行くのにJR電車の終点まで行ったという誤乗が、今でも絶えないと聞く。羽田空港への東京モノレールは、2004年12月の羽田空港第2ビル駅の開業に合わせ、従来の羽田空港駅を「羽田空港第1ビル」に改称して、この問題を解消した。 ○ 6号車 設問20 正解1番 配点3点 【内容】虫食いきっぷにおける払いもどし金額の選択 【参照】JRの営業案内 【解説】特急・グリーンの一葉券を払いもどす場合、特急料金に手数料はかからない。グリーン料金の払いもどし手数料は、乗車日の前日なので3割(最低320円)。運賃は一葉券かどうかにかかわらず、使用開始前で有効期間内であれば210円均一。つまり、払いもどし額は(1,450−210)+1,780+(2,000−600)=4,420円。旅行業務取扱管理者試験でもよく出るし、プロもよく間違える手数料計算。 ○ 6号車 設問21 正解2番 配点3点 【内容】はやて立席とこまちグリーン車を乗り継ぐ場合の料金の計算 【参照】運賃・特急料金早見表、JRの営業案内 【解説】東北新幹線と盛岡・秋田間を同日内に盛岡駅で乗り継ぐか通しで利用する場合の特急料金は、東北新幹線内の定価と盛岡・秋田間専用の料金表(A特急料金の7割相当)を併算する。ここから4問、いわて沼宮内〜盛岡〜秋田の乗継で利用設備を変えて攻めてくるので、しっかり整理しながら解く。 今回は「はやて」が立席で840円、「こまち」がグリーンで1,260+2,000円、合計で4,080円が正解。12月30日の利用とあるが、普通車指定席を利用しないので、計算に繁忙期は関係ない。 ○ 7号車 設問22 正解2番 配点3点 【内容】はやて立席とこまち指定席を乗り継ぐ場合の料金の計算 【参照】運賃・特急料金早見表、JRの営業案内 【解説】今回は「はやて」が立席で840円、こまちが普通車指定席で1,600円、1月3日は繁忙期でプラス140円、合計で2,580円が正解。 普通車指定席の特急料金の繁忙期割増に140円や340円という変な数字が秋田新幹線や山形新幹線に付いて回るのは、路線愛称や列車名と違い特急料金上は依然として、福島や盛岡を境に2区間に分けた取り扱いをしているため。従前はB特急料金の乗継割引にて半額で済んだ料金が、新幹線直通化でA特急料金の7割になったのだから、報道では見なかったがしっかり値上げを図っている。 ○ 7号車 設問23 正解1番 配点3点 【内容】はやて指定席とこまち立席を乗り継ぐ場合の料金の計算 【参照】運賃・特急料金早見表、JRの営業案内 【解説】今回は「はやて」が普通車指定席で2,300円、12月18日は閑散期でマイナス200円、こまちがいわゆる立席で1,240円、合計で3,340円が正解。 2002年12月の東北新幹線八戸延伸に合わせて自由席を廃止した秋田新幹線こまち号は、その代替措置として盛岡・秋田間では従前の自由席特急料金相当額で乗れるようにしている。運賃制度上は自由席特急券が特定特急券に変わり、普通の人は意識しない取扱上の変化も生じている。 ○ 7号車 設問24 正解2番? 配点4点 【内容】はやて指定席とこまちグリーン車を乗り継ぐ場合の料金の計算 【参照】運賃・特急料金早見表、JRの営業案内 【解説】今回は「はやて」が普通車指定席で2,300円、1月1日は繁忙期でプラス200円、こまちがグリーンで1,260+2,000円、合計で5,740円。 しかし試験終了後配布の解答では、おそらく特急料金を1列車として計算できる区間で一部だけグリーン車を使うと全区間の特急料金がグリーン車利用のものになることを利用し、「はやて」の特急料金を2,300−510円、合計5,030円としている。 ○ 7号車 設問25 正解3番 配点4点 【内容】設問の行程における普通列車グリーン料金の合計額の計算 【参照】JRの営業案内 【解説】グリーン券は1列車に1枚が必要。ただし普通列車のグリーン券について、関東エリアで当日中に改札内でおおむね列車の順方向に利用すれば、料金計算を通算できる。 今回の乗継を整理すると、1月3日に水戸−(グリーン)→上野−(グリーン)→赤羽−(グリーン券車内購入)→戸塚−(グリーン)→鎌倉、1月4日に鎌倉−(グリーン)→横浜※改札外に出場−(グリーン)→東京−(山手線)→上野−(グリーン)→水戸。1月3日はホリデー料金、1月4日は平日料金、1箇所だけ車内料金であることも整理して、計算を開始。 水戸−(750円)→上野−(550円)→赤羽−(1000円)→鎌倉、鎌倉−(750円)→横浜−(750円)→東京−(なし)→上野−(950円)→水戸で、合計は4,750円。 ○ 7号車 設問26 正解3番 配点3点 【内容】設問の行程における普通列車グリーン料金の枚数の選択 【参照】JRの営業案内 【解説】上記のとおり、グリーン券は6枚となる。2004年10月16日のJR東日本ダイヤ改正に伴い、首都圏+熱海・沼津間のグリーン料金を改定、時刻表に記載されるホリデー料金や車内料金という新しい概念が導入された。表面上は値下げだが、実は事実上の値上げだったことは、公式発表や報道には出ていない。 ○ 7号車 設問27 正解3番 配点3点 【内容】設問の行程における普通列車グリーン料金の1枚あたり最高額の選択 【参照】JRの営業案内 【解説】上記のとおり、最高額は1,000円となる。JRのグリーン料金は、1989年4月の消費税導入に合わせた通行税の廃止により、国鉄時代より7%ほど下がっている。JR東日本とJR九州はさらに下げて、空気輸送の抑制を図った。 ○ 8号車 設問28 正解1番 配点5点 【内容】設問の条件で前橋から移動して最も早く京都に着ける時間の選択 【参照】本文や会社線のページ 【解説】時刻表のエキスパート向けで、博士狙いでなければ捨てる設問。試験終了後に配布の解答を見れば、前橋21:30発の条件で、前橋22:12−(両毛線電車)→22:27高崎22:37−(上越新幹線)→23:28長岡23:53−(急行きたぐに)→6:16京都という行程が書いてあるが。 時刻表博士は「時刻表に関する博学者、オーソリティ、専門家的レベル。」ということで、実務(があれば)上はこの設問のそうな相談において時刻表を駆使して上記の回答を導くことが期待されていると思う。ただ、90分60問の試験でこれをやるのは、かなりつらい。満点阻止問題か、時刻表博士の価値を上げるための設問か。 ○ 8号車 設問29 正解1番 配点4点 ※2007/11/19修正 【内容】設問28の運賃計算 【参照】本文、JRの営業案内 【解説】つまり前橋−(両毛線2.5km)→新前橋−(上越線7.3km)→高崎−(上越新幹線94.2km)→越後湯沢−(上越線68.4km)→宮内−(信越本線70.0km)→直江津−(322.4km)→近江塩津−(湖西線74.1km)→山科−(東海道本線5.5km)→京都が運賃の計算経路。全区間が本州の幹線で、644.4kmに対する運賃は9,560円。 そんな計算を試験中にさせない、せめてもの配慮だろうか、選択肢に本州3社内の幹線の普通運賃表上の片道運賃と一致する金額は、9,560円の他にない。上記経路を見いだし、先に運賃表と選択肢を比較するひらめきがあれば、4点がサービスされる設問。 ○ 8号車 設問30 正解4番 配点4点 【内容】設問の条件で京都から移動して最も早く前橋に着ける時間の選択 【参照】本文や会社線のページ 【解説】これも捨てる問題か。試験終了後に配布の解答を見れば、京都21:10発の条件で、京都−(新幹線)→名古屋駅23:35−(高速バスシルクライナー)→5:55前橋駅という行程が書いてあるが。 群馬県と関西を結ぶ高速バスのシルクライナーは、2000年9月の季節運行便の定期化により、2001年2月に京都線を開業した。運行開始当初は単純な夜行バスであったが、延伸や増発や他路線の統合を経た結果、今では時刻表のような経路も時刻も停車地も複雑なものになっている。開業以来日本中央バスの単独運行というのも、長距離夜行バスでは珍しい。 ○ 9号車 設問31 正解2番 配点3点 【内容】指定席特急券の変更による差額の計算 【参照】運賃・特急料金早見表、JRの営業案内 【解説】12月12日のスーパービュー踊り子での品川から伊東までの指定席特急料金は、2,180円−閑散期200円=1,980円。1月1日の踊り子号での東京から宇佐見までの指定席特急料金は、1,810+繁忙期200円=2,010円。前者から後者への変更では、30円の収受となる。 気が付いたら特急踊り子号シリーズは、東海道本線東京口では唯一の昼行特急となり、同じく東京口で国鉄製の電車を使う唯一の列車となった。ノーマルな踊り子号の利用は、今や速度も景色も走行音も昔懐かしい列車の旅となっている。 ○ 9号車 設問32 正解1番 配点4点 【内容】やくも23号の生山駅停車時間の選択 【参照】ブルーのページ新幹線のりつぎ、在来線特急 【解説】1種試験の常連であれば気が付くであろう、特急列車の着時刻によるひっかけ問題。本文その他で発時刻20:24、新幹線のりつぎのページで着時刻20:21を見つけて、停車時間の3分を得る。特急停車駅で普通列車の起終点駅でもあるが、その他に思い当たる節がない、なんとなく地味な駅。 ○ 9号車 設問33 正解2番 配点3点 【内容】関西の私鉄とJRの駅名に関する間違い探し 【参照】さくいん地図 【解説】JR東海道本線の西ノ宮駅は、所在地である兵庫県西宮市の要望を受けて、2007年3月18日のダイヤ改正にて「西宮」に改称、阪神電車の駅名と合うようになった。三ノ宮は今後の宿題。尼崎と吹田はJRと平行私鉄で、近いが乗り換え利用は皆無と思われる距離で同じ駅名の駅がある。 ○ 9号車 設問34 正解4番 配点4点 【内容】2列車で特急料金を通算できる特例が使える区間の選択 【参照】本文P.367、運賃・特急料金早見表 【解説】福知山で乗り継いで特急料金を通算できるエリアは、京都・大阪・城崎温泉の範囲であり、設問の浜坂〜京都、香住〜新大阪、東舞鶴〜新大阪の各駅間はこれに該当せず、豊岡〜福知山間には制度がない。しかし北近畿タンゴ鉄道には豊岡〜福知山間で同様の制度がある。 北近畿タンゴ鉄道は、1988年7月に宮福鉄道の名前で福知山・宮津間の旧国鉄建設線を開業、1989年8月に旧国鉄の廃止対象線である宮津線を転換して社名を現在のものに変えた、第3セクター鉄道会社。毎年5億円前後の赤字を計上しながら、新型特急車両の投入や宮津線の電化を実施し、京都府の方針により毎年度に補助金を投入して赤字をすべて補填している、私見で全国一欧米型な公共交通機関。 ○ 9号車 設問35 正解1番 配点3点 【内容】旭川からスーパーカムイとはまなすを乗り継ぐ場合の乗車券の経路を選択 【参照】JRの営業案内 【解説】函館「山線」の経路特定は1994年に廃止済。沼ノ端・岩見沢間は経路特定の設定履歴がないのでは(長万部・岩見沢間は1957年の廃止という歴史上の出来事)。砂原回りの運賃計算経路を大沼公園経由にする経路特定は健在。これを念頭に置いて選択肢を眺めると、旭川→白石→沼ノ端→長万部→小沼公園→函館が浮かび上がる。 ○ 9号車 設問36 正解2番 配点3点 【内容】東北新幹線に関する記述の間違い探し 【参照】ブルーのページ新幹線 【解説】全列車全区間全車指定席と思われがちな「はやて」に、2002年12月の開業時からの仙台・八戸間列車の例外があることは覚えておいてよい。「こまち」の全車指定席はそのとおり、「Maxなすの」「やまびこ」は全列車に自由席がある。かつて「やまびこ」は臨時で全車指定の便があったと思うが、今はそれを「はやて」の列車名で設定している。 ○ 9号車 設問37 正解3番 配点3点 【内容】Suicaが使えない県の選択 【参照】JRの便利なカードP.992 【解説】宮城県は仙台エリアで、山梨県は中央本線の韮崎まで、静岡県では伊東線でSuicaが使える。福島県にはそういう駅がひとつもない。 個人的にSuicaのようなICカード乗車券には、運送契約の乗車時未了による旅客の権利の制約、システムトラブル時の鉄道利用や運賃徴収の不能、鉄道事業者による個人生活の把握の懸念を感じていた。ひとつめは駅ポスター等での振替輸送対象外の案内という形で一例が表に出て、ふたつめは2007年10月12日に大規模なものが発生したが改札解放という取り扱いで利用者にとっては一応解決、みっつめははたしてどうなのだろう。個人的にはSuicaで買った商品の苦情をネット上に書いたら、その会社からサイト上投稿フォームか何かで連絡が来たことがあった。 ○ 10号車 設問38 正解4番 配点3点 【内容】走行距離が最長の急行列車の選択 【参照】本文など 【解説】たしか「きたぐに」じゃないかなあ、という知識があれば正解を取れ、そうでなければブルーのページや本文や運賃・特急料金早見表を使って一生懸命計算する。ちなみに銀河は556.4km、能登は517.2km、はまなすは491.9km、きたぐには600.6km。 上記4列車に岡山・津山間「つやま」を加えると、JRの急行列車のすべてとなる。銀河はどうも2008年春に廃止される見込みで、能登はおそらく2014年度の北陸新幹線金沢延伸を乗り越えられない。きたぐにとはまなすは後継車を入れられるかどうか。つやまは1996年の津山線高速化事業で地元が20.5億も負担したのに翌年には岡山・鳥取間急行「砂丘」5往復を全廃したわだかまりがあるから、実は最後まで残されるかもしれない。 ○ 10号車 設問39 正解2番 配点4点 【内容】存在しない座席を示す選択肢の選択 【参照】列車編成のご案内、主な車両の席番配置図 【解説】ソニックの1号車に5番A席はあり(B席がない列車あり)、あさまの7号車に13番B席はあり(C席がない)、こまちの11号車に6番C席はある(B席がない)。スーパービュー踊り子の1号車に3番A席はなく、それがありそうな場所には2階のグリーン車と1階のサロン室とを結ぶらせん階段がある。 ○ 10号車 設問40 正解2番 配点3点 【内容】JR東日本テレフォンセンターにない語呂合わせの選択 【参照】JRのお問合わせコーナーP.1017 【解説】携帯電話が普及し、そのメモリで電話をする時代になって、そういう語呂合わせを新設していたとは思わなかった。「お時間」「フリー」「3か国」があって、「スッキリ」がない。でも、「ニッコリお問い合わせいろいろお答えお時間」から電話番号を想像するのは、かなり難しいと思う。 ○ 10号車 設問41 正解4番 配点3点 【内容】駅レンタカーがない新幹線駅の選択 【参照】さくいん地図 【解説】いずれもなさそうな駅が並んでいるが、いわて沼宮内、白石蔵王、安中榛名にはあって、浦佐にはない。現時点で全国最強の新幹線政治駅ということか。乗車人員は浦佐が在来線も含めて一日約1,400人、いわて沼宮内が新幹線約100人と在来線(IGR)約500人、白石蔵王が約1,000人、安中榛名が約250人である模様。 ○ 10号車 設問42 正解4番 配点3点 【内容】特急列車が一日1本しか止まらない駅の組み合わせの選択 【参照】ブルーのページ在来線特急P.102〜103 【解説】解くのに手間がかかりそうに見えて、反例がけっこう簡単に見つかった。常磐線特急のページを開いて、取手と日暮里に一日2本の停車を見つけた上で選択肢を眺めると、籠原と松戸の組み合わせしか残っていなかった。籠原にはあかぎ10号(土休日は20号)、松戸はスーパーひたち7号が停車。籠原は第8回第1種設問18でも同様の質問をしており、4年半経っても状況が変わらない。 ○ 11号車 設問43 正解4番 配点4点 【内容】旅程計画の変更における追加費用等に関する正解探し 【参照】JRのトクトクきっぷコーナー 【解説】播州赤穂発着で新幹線にて米原に入る、周遊きっぷ近江路ゾーンの利用行程。これを湖西線特急で帰る経路にすると、入口駅となる京都から播州赤穂までの距離が200キロを割り、周遊きっぷが成立しなくなる。きっぷを変更せずに乗ってしまえば、京都から新大阪までの特急料金を別払いすればよいが、設問冊子の表紙で封じている運賃の分割計算と同様、きっぷの利用開始前の計画の変更なので、設問の正解にはできないと思う。 ○ 11号車 設問44 正解1番 配点4点 【内容】旅程計画における周遊きっぷのねだんの計算 【参照】JRのトクトクきっぷコーナー 【解説】播州赤穂から米原までの片道運賃は、定価で3,890円。東海道新幹線利用で600キロ以下となるため、割引率は世知辛い5%、ねだんは端数切捨の3,690円。ゾーン券は3,800円なので、合計は11,180円。北陸本線の敦賀までと湖西線の直流化工事により、2006年10月21日のダイヤ改正でせっかく直通の新快速ができたので、この旅行であれば時期をずらして青春18きっぷで行けばと思う。 ○ 12号車 設問45 正解2番 配点4点 【内容】プッシュホンで取った指定席特急券の席番候補の選択 【参照】ブルーのページ、JRの営業案内、主な車両の席番配置図 【解説】列車名はしおかぜ22号アンパンマンシート、乗車駅は児島、下車駅は岡山。2号車、1号車2番と6番は、しおかぜのアンパンマンシートになり得ないので。残る1号車10番C席を選択。 アンパンマンシートは2005年10月のダイヤ改正で予讃線特急に登場した普通車指定席。先頭車のグリーン車合造車の普通車部分で、座席の背もたれ面その他にアンパンマンその他のキャラクターを描きまくり貼りまくる派手車。車両や座席の構造そのものは、普通のものと同じ。 ○ 13号車 設問46 正解1番 配点4点 【内容】前問の特急券を自由席に変更する場合の差額の計算 【参照】JRの営業案内P.978 【解説】前問の特急料金は1,240円+12月25日の繁忙期200円=1,440円。児島・岡山間の自由席特急料金は特定で530円。つまり差額は910円。P.978「おトクな特急料金」絡みの料金計算は、第1種試験ではとてもよく使われるような気がするので、博士や1級を目指すのであれば、その内容を覚えておくべし。 ○ 13号車 設問47 正解3番 配点3点 【内容】設問の乗り継ぎ行程で乗り継いだバス停の組み合わせの選択 【参照】会社線のページ 【解説】稚内駅前9:08発、どこかで11:42着11:55発、またどこかで12:40着13:00発、さらにどこかで14:07着15:20発、紋別ターミナル16:30着。そんな行程を空想で立てた人は、実は多いかもしれない。国鉄オホーツク本線構想の夢が破れた、稚内〜浜頓別〜枝幸〜雄武〜紋別の乗り継ぎで正解。 オホーツク本線とは、稚内〜(天北線列車)〜浜頓別〜(興浜北線)〜北見枝幸〜(興浜線※建設線)〜雄武〜(興浜南線)〜興部〜(名寄本線)〜中湧別〜(湧網線)〜網走間の国鉄線。こういう路線名や愛称が付くかはともかく、北見枝幸・雄武間51kmの開業で全通するはずが、1980年の国鉄再建法の成立により工事は中断、しかも開業済みの区間もすべて廃止対象線となり、1989年までに全線が廃止された。 ○ 13号車 設問48 正解3番 配点3点 【内容】オルゴール博物館を通る清里ピクニックバスの選択 【参照】会社線のページ 【解説】清里と言えば小海線。その付近のさくいん地図や会社線のページを見て、A〜DのうちCを選択すればよい。 清里は1970年代と1980年代、ファッション誌などのメディアに乗って若い女性の観光ブームが発生し、タレントショップやペンションやメルヘンショップが建ち並ぶミニ原宿が出現、夏場には奇怪な臨時列車が小海線に走ったりもした。ブームが過去のものとなった今は時刻表もおとなしくなり、現地では一部雄志と補助金による普通の田舎が作られているそうな。 ○ 13号車 設問49 正解3番 配点4点 【内容】清里ハイランドパークのロープウェイの往復運賃の選択 【参照】会社線のページP.856 【解説】清里と言って小海線以外を思い付けなければ、捨てる設問。知っていれば簡単に1,000円を選択できる。会社線のページには枠外外側に会社名が出るので、もし試験中に時間が余っていれば、ここを凝視しページをめくり続ければ、正解にたどり着けたかもしれない。 神戸市政100周年記念事業として整備された布引公園や布引ハーブ園への交通手段として、1991年10月に開業した新神戸ロープウエー(神戸夢風船)北野1丁目・布引ハーブ園間1471mは、財団法人神戸市都市整備公社が所有し運行していたが、乗客がピーク時の3割まで減少して赤字が問題となったため、指定管理者制度を利用して2006年4月から管理者つまり運営者を清里ハイランドパークに変更した。 この会社はロープウェイやリフトのメーカーとして知られる日本ケーブルの関連会社で、もともと、そして今も小海線沿線の清里で夏は遊園地「清里ハイランドパーク」となるスキー場「サンメドウズ清里スキー場」を運営している。そこでのリフト付き遊園地の運営経験を生かして事業拡大を目指したのか、神戸に事業所を新設して進出したようだ。 ○ 14号車 設問50 正解1番 配点3点 【内容】周遊きっぷのゆき券、かえり券で利用できるJRハイウェイバスの便名と区間の組み合わせの選択 【参照】JRのトクトクきっぷコーナー 【解説】ドリーム神戸はNG、ドリームとよたは東京・名古屋間でのみOKで東京・瀬戸駅前はNG、ドリーム大阪は東京・大阪間でのみOKでTDLまではNG。ドリーム京都の東京・京都間はOKで、81号という臨時っぽい便名でも大丈夫。 1998年4月の周遊きっぷ登場時には、東京・四国間や名古屋・四国間のJR夜行高速バスも対象になっていたが、2005年12月に対象から外された。今は東名と名神の昼行便、東京と名古屋・京都・大阪の各駅間のみで利用可能。 ○ 14号車 設問51 正解1番 配点3点 【内容】JRハイウェイバスのみ東京から津山まで乗り継ぐ最終便発時刻の選択 【参照】ハイウェイバス 【解説】神姫バスを使ってはいけない条件であることを見落とすとアウト。JRバスだけでは、東京8:00→13:40名古屋14:00→16:39京都17:40→20:38津山が最終の乗り継ぎ。机上で楽しむ空想行程。 ○ 14号車 設問52 正解3番 配点3点 【内容】成田空港と連絡バスで結ばれていない駅の選択 【参照】空港への交通機関、ハイウェイバス 【解説】仙台と成田空港との間に1989年から夜行高速バスがあることは、利用機会がなくても時刻表をよく読んでいれば知識として持てると思う。福島と甲府は定位置の「空港への交通機関」で見つかるので、残る御殿場が正解。羽田便は2004年7月にできたので、そのうち成田便もできると思うが。 ○ 14号車 設問53 正解1番 配点3点 【内容】特急料金が必要な特急が運行されている私鉄の選択 【参照】会社線のページ 【解説】JR東日本のジョイフルトレイン「パノラマエクスプレスアルプス」の中古車を見るも無惨に、いや、かなり奇抜に塗り替えた、2002年2月登場の有料特急「フジサン特急」が富士急行線に走っていることを思い出せばOK。京王と西鉄の線内に有料特急はなく、伊豆箱根鉄道駿豆線内での特急踊り子号の利用に特急料金はかからない。 ○ 15号車 設問54 正解2・4番 配点3点 ※2007/11/22追記 【内容】東武特急に関する記述の間違い探し 【参照】会社線のページ 【解説】きりふり283号を春日部から利用すると、特急料金は半額ではなくかからないと書いてある。また、11月8日は「きぬがわ5号」が「スペーシアきぬがわ5号」に変更されない、つまり運転される日。試験終了後配布の解答では正解を4のみとしていたが、後に2も正解と訂正された。特急料金の時間帯割引は時刻表では金額不明だが記述はあり、「りょうもう」は全車禁煙と書いてある。 東武鉄道は2003年3月19日に特急料金の多様化を実施、金額を50円単位にスッキリさせたうえで、最低料金区間を30kmまでから40kmまでに拡大、平日の41km以上を100円引き、夜の上りと日中を200〜400円引きとした。これで浅草と日光・鬼怒川を高速で豪華に結ぶという、かつての東武特急の性格が、通勤その他の日常の足へと、停車駅に加えて料金のうえでも移行した。 ○ 15号車 設問55 正解4番 配点3点 【内容】名古屋と大阪を直結しない交通機関の選択 【参照】本文、会社線のページ、長距離フェリー 【解説】名古屋と大阪を乗換なしで結ぶJRの在来線普通列車がもし実在すれば、きっと乗りドク列車としてネットや18きっぷ本でたくさん取り上げられているはず。在来線特急は「しなの」が定期と臨時で各1往復あり、高速バスは伝統の名神ハイウェイバスがあり、フェリーもP.884の名古屋・沖縄間有村産業フェリーの下り便が大阪南港を経由する。11時間50分4,600円の船旅。 ○ 15号車 設問56 正解3番 配点3点 【内容】新潟から小樽までの車+2名の2等運賃の計算 【参照】長距離フェリー 【解説】車両の運賃には運転手1名の運賃が含まれるので、全長4.4m=5m未満で19,000円の車代と、2−1=1名分5,500円の人代でOK。合計は24,500円。 鉄道の時刻表では運賃や利用方法がいまいちよく分からない航路については、国土交通省海事局内航課が監修して日刊海事通信社が年2回発行する市販の冊子時刻表「フェリー・旅客船ガイド」がある。その定価はなんと税込6,825円であり、定期刊行の1冊の時刻表では世界一高額なのではと思う。 ○ 16号車 設問57 正解2番 配点3点 【内容】設問で指定する羽田・北九州間航空便のターミナルの組み合わせの選択 【参照】航空ダイヤ国内線 【解説】黒いデザインで話題になった、2006年3月に新規参入の航空会社スターフライヤーが羽田で使うターミナルは、JALと同じ第1。経営支援で2007年6月からANAのコードシェアが付いてもそのまんまなので、ANA3877便もJAL382便も第1ターミナルでの発着となる。 参入日は北九州空港の移転開港日。それまでしばらくJASが細々と飛んでいた羽田との間に、一気に12往復も飛ばす果敢な挑戦は、利用率5割台という試練を受けて、ANAの支援を入れることとなる。24時間空港同士を結ぶ利点を生かした早朝便や深夜便の運航も、世界的に独特な終電文化のある東京側で受け入れられず、羽田発の早朝便と北九州発の深夜便は8か月で運休を余儀なくされた。 ○ 16号車 設問58 正解2番 配点4点 【内容】サンパウロから成田まで移動する行程での出発日の選択 【参照】航空ダイヤ国際線P.917 【解説】該当するのはサンパウロ23:55発、成田13:10着のJL47便。これはサンパウロ発の2日後に成田に着く。サンパウロ発が月水木曜日のみなので、木曜に成田に着くには月曜の出発が必要、つまり11月26日発となる。 ○ 16号車 設問59 正解3番 配点4点 【内容】前問の便の出発時刻の日本時間の選択 【参照】航空ダイヤ国際線P.917 【解説】1種恒例の時差問題。GMT−3なサンパウロの26日23時55分は、GMT+9な日本の27日11時55分。今回は時分がすべて11時55分で揃っているので、そういえば以前はボジョレーの解禁が先進国で世界一早いなんて言われたな、と思い、計算をせず現地時間の翌日を選択してもOK。 ○ 16号車 設問60 正解3番 配点5点 【内容】前々問の航空便の所要時間の選択 【参照】航空ダイヤ国際線P.917 【解説】単純計算で13時間15分。これにGMTの−3と+9を入れて、25時間15分。地球の反対側なので丸一日かな、とやっても正解。 そんなに長い時間を飛び続けられる旅客機はまだ存在せず、仮にできてもきっと乗務員や乗客の体が持たないだろうから、この便はJFKつまりニューヨークでいったん地上に降りる。 |
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