珍しく飛行機です。

合計7,000機以上も製造され、今でも世界中の空を飛んでいるボーイング737型機。

ヨーロッパ第2位の民間旅客航空会社、ルフトハンザドイツ航空で就航していたもののモデルです。キットは、ロシアのイースタンエキスプレス社製という怪しいもの。
B737のはずがパッケージのタイトルはB731になっている。うーん、さすがロシア。

実はこれ、息子（写真）が旅客機モデル好きなために購入したのですが、部品は異様に細かいのに、ロシア語と英語の説明書は大ざっぱ、チリ（部品の合わせ目）は全く合わない、と非常に難産な代物だったため、あえなく息子が製作放棄。やむなく父親の私が後を継いだもの。

本体の組み上げと塗装までは終わっていたのですが、その他の備品がどうしても合わず、説明書を見てもよく分からず、ということで、いったん胴体だけにしてパテとペーパーで大整形手術を施します。

細かい彫刻もあったのですが、ここはもう気にせず全体の整形を優先した結果、まあ何とか翼や脚はうまく組み立てられました。

その後、サフを吹いて白と銀のツートンに仕上げます。

デカールがとても心配だったので、念のためカラーコピーを取って複製も覚悟したのですが、これが意外にも出来の良いデカールで、すいすいと貼れました。

最後にクリアーでコーティングして軽く研ぎ出して完成です。まあ、この後また子供のおもちゃになるので、こんなところでしょう。デカールを頑丈に保護するため、クリアーはソフト99の自動車用ラッカークリアーを使いました。