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プラモデル作品集

LAMBORGHINI COUNTACH LP400 (1974年)

1970年代のスーパーカーブームの代表格、ランボルギーニ・カウンタック(イタリア)。その最初の量産型であるLP400。
その当時タミヤから発売されていた1/24モデルの再販版。
ここ最近、フジミやアオシマから新金型の復刻版が相次ぎ出されているが、こちらは当時そのままのモデル。

(2011年製作)


まず、シャシーとエンジンから。このキット、昔懐かしモーターライズ用のキットのため、モーター搭載場所や電池ボックスの跡がしっかり残っています。そのため、エンジンは大きく上げ底されており、ペラッとしたメッキ部品だけが辛うじて3929ccV12気筒エンジンの姿を表しています。
そこで、このエンジンに手を加えます。陰影を強調した塗装とパイピングを施し、それっぽくしてみました。左がキットそのまま、右側がディテールアップ後です。
  

次に室内です
いやあ、古いキットはバリやら押し出しピン跡やら、パーティングラインやら修正しどころ満載です。最
近のキットでは余り見られなくなってしまったので、却って楽しい作業です。
写真ではほとんど見えませんが、両サイドのドアポケットを加工したり、ステアリング奥にウインカー用レバースイッチを追加したりしてます。


   

このキットにはドライバー用の人形が付いています。せっかくですので利用していました。左が素組みの状態。成形色はボディと同じブルーです。顔が完全にイターリアンでしたので、鼻や額を低くし、日本人顔にしてみました。

 

いよいよボディーです。
カウンタックはほぼ注文生産のため、既定色はないようです。今回は濃いめの黄色にしようかと思い、Mr.カラーのレッドとイエローを用意しましたが、思いの外オレンジ色に近くなってしまいました。これはこれで綺麗な色なのでこのまま進めます。
古いキットなので、ヒケやバリが所々あります。すじ彫りを追加したりと下地加工の後、サフ吹き→ベースホワイト→ボディ色と重ねていきます。

最後にMr.カラーのスーパークリアーを吹いたのが右側の写真です。コンパウンドがいらないくらいピカピカになりました。
 

これはリアのエンジンフードです。キットではこのような穴は開いていません。すべてをくり抜き、裏側からネットを貼って、本物っぽくしました。

 

細かい話ですが、これはドアミラーです。左側の写真はキットそのままです。ミラー面に大きなヒケがあり、このままではいくら何でも使えません。
パテで成形し、ハセガワのミラーフィニッシュを貼付しました(右側写真)。

 

さて、カウンタックの大きな特徴のひとつがリトラクタブルヘッドライトです。
キットでは、開閉選択式で接着してしまう指示になっています。
そこで、、、、左右のライトボックスを連結し、可動するギミックを組み込んでみました。写真左上が開いた状態、右上が閉じた状態です。それぞれ行き過ぎないように、プラ板で作ったストッパーが付いています。
連結棒には、シャーシ下まで伸びる切替棒を付け、完成後もカチャカチャ動かせるようにしました。

  
 

左側の写真は窓枠を塗っているところ。このクルマ、窓枠は多いですし、ドアの取っ手やら、エア取り入れ口やら黒い部分が結構あります。
リアのエア排出口はアクセントをつけるためシルバーにしてみました(右側写真)。

 

完成写真いろいろです。ご覧下さい。

 



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