研究 「600万ドルの男」

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Jackの「衝撃!日本未公開シーン解説」編

【番外編−その1】 「Return of the Six Million Dollar man and Bionic Woman」
これは自分にとってはかなりの衝撃度でした。マイケルとスティーブの関係が実はもう少し細かく描かれていたんですよね。

<カットシーン1>
スティーブが最初に息子と会いにレストランに行く前なのですが、自分の釣り船で正装に着替えているんですけど、ゴールドマン部長が一緒にいます。
個人的には、昼間あれだけ仕事はしないとケンカしておいて、でもやっぱり部長との仲は昔のまんまなんだなぁって思いました。もちろんフォートレスの件は受けないよみたいなこと言っていたみたいですけど。
その後、同じように仲間に冷やかされながら寮(?)を出るマイケルのワンカットもあり。
2人がいかにこの出会いを大切にしていたのかというところがよく現れています。

<カットシーン2>
息子とレストランの前で投げ飛ばされて会った後、港を2人で歩きながら息子と話をするスティーブのシーンもカットされていたみたいです。
マイケルが「どんな奴(GUY)に投げ飛ばされたんだい?」って聞くと、「GUYじゃなくってGIRLだよ」ってスティーブはユーモアたっぷりに答えていて、さらに彼女との関係は「Very Specialなんだ」って言ってたから特別な関係なんだよって言ってたような気がします。確かマイケルのリハビリの過程でジェミーのことを「パパから特別な関係だって聞いている」みたいなことを言っていたと思うのでそれはこのシーンのことを指すのでしょう。

<カットシーン3>
これはスティーブファンにはちょっと衝撃かも...。
マイケルは卒業前夜にバーでブルーベイカーという友達とケンカしますよね。日本語版だと女の子に手を出したからみたいになっていますが、実はその前がカットされていてブルーベイカーがマイケルにお前のお父さんはスティーブ・オースチンで英雄だけどなんか大きな秘密があるだろうって言うんですね。ジェット機の事故後、公の場では操縦していないのは臆病風に吹かれたんじゃないかって。そして、たたみかけるように、「お前はどれだけ父親のことをわかっているのか?」ってちょっと威嚇するんですよね。マイケルはパパをバカにされたので、「パパは臆病風に吹かれたんじゃない!」って否定しながら向かっていってブルーベイカーとケンカになるんですね。

<カットシーン4>
これもスティーブファンの自分にはかなり衝撃でした。
ブルーベイカーとケンカしたバーをうまく抜け出したスティーブとマイケル。日本語版では、この後すぐに2人がフォートレスに襲われますが、その前に次のシーン。
2人はうまく抜け出すとスティーブがマイケルに「鼻をやられたな」って気遣うと、「パパこそ、口切れてるよ。」とマイケル。
で、スティーブが「あのケンカの相手の奴(GUY)は誰なんだ?どんなトラブルがあったんだ?」って聞くと、「ブルーベイカーっていう奴で、軍のクラスで自分の次の2番目の成績で戦闘機の模擬飛行を自分が選ばれたので、今回選ばれなかったことに腹をたててあたってきたんだ」みたいに答えるマイケル。
でもスティーブは冷静で、「それだけじゃないだろう。何があったか知りたいな。俺に(父親になる)チャンスをくれ。」と分析して見せて、ちょっと父親の目になっています。「うん。」ってちょっとうれしそうなマイケルに、「本当にそれだけなのか?」って念を押すスティーブ。
その後マイケルが、「これ以上、インスタントの息子に何を望むんだい?」って笑いながら返し、スティーブに抱きついてちょっと甘えたりする。
この瞬間は、ちょっとなごんで最初にレストランで会ったときのわだかまりが解けていくシーンでした。
スティーブがその後、「俺のことなんて言ってたんだ。」(多分わかっているんですよね。自分が原因でケンカの種作っちゃったって)って言うと、マイケルが、「M3F5の事故の後、パパはガッツがなくなってダメになった(dead)って。」と正直に告白します。すると、「奴の口にパンチ浴びせろ!」ってスティーブが答える。で、マイケルが「もうやったよ。」って応えてみせる。自分はスティーブの息子なんだぞとちょっと誇らしげに。実はこのシーンが最初の音楽が掛かっていてリーのクレジットの出る辺りにスティーブが座りながらちょっとにっこりして斜め上を見ているシーン(周りは霧がかっていてよくわからない。)なんだっとわかりました。

<カットシーン5>
リハビリ後のマイケルがジェミーと走った後のシーン。ジェミーはスカイダイビングの事故があってスティーブが命を救ってくれたと話しています。そこでマイケルは2人の間の特別な関係って言うのを推測してみせて、ジェミーとじゃれあってます。

<カットシーン6>
マイケルが誘拐されてジェミーとスティーブはレストランでカスティリアンとつなぎを取りますよね。そこで、「援軍が必要」まではセリフがあります。その後、「ジェミーが援軍って?」とスティーブに聞くジェミーに「今、考えてるんだ(I think.)ちょっと待てよ。」と一呼吸おいてから「US AirForce(アメリカ空軍はどうだ?)」とジェミーに提案しています。

<カットシーン-その他>
飛行機事故のシーンが長かったり、最後の銃撃戦のところも長かったです。ここの最後の銃撃シーンは、誘拐されたウェールズ博士がすべてが終わった後に
スティーブに声をかけるシーンがあったりしたし。ほんの数秒の短い時間ですがその他のシーンでもいろいろとカットされているみたいです。

そして、エンドクレジットは完全にカットされていますが、その他の出演とか、スタイリストなどのクレジットが出て、最後に主な出演者(リー・メジャース、リンゼイ・ワグナー、リチャード・アンダーソン、トム・シャンレイとマイケル・スローン(でしたっけプロデュサーかな)らしき人のカットとマイケル・スローンのサインが出てます。何故かマイケル役のトム・シャンレイが下を向いています。

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