研究 「600万ドルの男」

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「600万ドルの男」を支えたスタッフ・キャストの皆さんについてちょっとだけ調べてみました。
それぞれ活躍されている方々ばかりです。このTVドラマが素晴らしい才能のスタッフ・キャストによって支えられていたことを改めて感じます。

製作総指揮(Executive Producer)
・ハーブ・ベネット
言わずと知れた有名なテレビ映画プロデューサー。
この人の名前を最初に見たのは、スタートレックの映画シリーズの原作本。スタートレックは、原作はジーン・ロッデンベリーなのだが、ジーン・ロッデンベリーは映画化後に死去している為、この人が実は映画のシリーズではほとんど原作を書いていたとJackは記憶している。
ちなみに英語版のオープニングナレーションは最初のパートはこの方が担当している。(つまり声の出演ということ。)
1930年シカゴ生まれ。
<SMDM以外の主な作品>「スタートレック」「リッチマン・プアマン」「透明人間」「ジェミニマン」など。

製作(Producer)
・ライオネル・E・シーゲル
デビッド・キャラダインの「燃えよ!カンフー」の原案を書いていた一人。東洋系つながりで、おそらく、第2シーズンで現れる元日本兵クロダはこの人の原案かとも思われるのだが真偽の程は不明。
1970年に「Weekend of Terror」というTV映画で原案を担当しており、「600万ドルの男」の前にリー・メジャースとは一緒に仕事をしている。
<SMDM以外の主な作品>「燃えよ!カンフー」(脚本)、「マニックス」(脚本)、「Weekend of Terror」
・ケネス・ジョンソン
この人もかなりカルトTVシリーズの製作者として有名。「600万ドルの男」の終了後に今度は「超人ハルク」を誕生させ、その後SF分野へ転向したのか、「V」シリーズや「エイリアンネイション」といった宇宙人もので一世風靡した。
<SMDM以外の主な作品>「超人ハルク」、「V」、「エイリアンネイション」、「ショートサーキット2」(劇場公開)

音楽(Music)
・ギル・メレ
第1話の音楽を担当。
「刑事コロンボ」で有名な作曲家。「600万ドルの男」の終了後、1980年に「ラスト・カーチェイス」、1991年に「ファイヤー」の音楽を担当し、リー・メジャースと一緒に仕事をしている。残念ながら2004年10月に死去。
<SMDM以外の主な作品>「刑事コロンボ」、「ラスト・カーチェイス」、「ダイナスティ」、「ファイヤー」
・オリバー・ネルソン
シリーズ中のテーマ曲を担当。
1932年セントルイス生まれ。1975年に死去しているので、意外に「600万ドルの男」が遺作だったかもしれないが真偽の程は不明。
「バージニアン」で「600万ドルの男」より前にリー・メジャースと一緒に仕事をしているようだ。
映画「ラスト・タンゴ・イン・パリ」の音楽を担当。
<SMDM以外の主な作品>「ラスト・タンゴ・イン・パリ」(劇場公開)、「バージニアン」、「鬼警部アイアンサイド」

原案(Writer)
・グレン・A・ローソン
1980年代を代表するのアクション・ドラマのプロデューサー。
リー・メジャースとは「600万ドルの男」の前に「バージニアン」(1962年)のプロデューサーとして一緒に仕事をしている。「600万ドルの男」の終了後すぐに、「俺達賞金稼ぎ!フォールガイ」(1981年)の製作総指揮として、リー・メジャースを主役に据え、リー・メジャースの代表作として大ヒットさせた。
また、部長役のリチャード・アンダーソンとは、「カバーアップ」(1984年)のプロデューサーとして同じく「600万ドルの男」の終了後に一緒に仕事をしている。
しゃべる夢の車「ナイトカー2000」でおなじみの「ナイトライダー」の製作総指揮も担当している。
<SMDM以外の主な作品>「警部マックロード」(製作総指揮)、「バージニアン」(製作総指揮)、「Dr.刑事クインシー」(製作総指揮)、「宇宙空母ギャラクチカ」(製作総指揮)、「マグナムP.I.」(製作総指揮)、「ナイト・ライダー」(製作総指揮)、「カバーアップ」(製作総指揮)
・マン・ルービン
「600万ドルの男」の第5話「脱出!恐怖のジェット機」はこの人の作品。「バイオニック・ジェミー」の第10話「ジェミー操縦桿を引け!」にそっくりそのまま転用されるくらいの素晴らしい出来ばえなのか?
<SMDM以外の主な作品>「スパイ大作戦」(Writer)、「刑事スタスキー&ハッチ」(Writer)、「Dr.刑事クインシー」(Writer)
・リチャード・カー
1970年代のヒーロー系アクションドラマのWriterを担当。1988年に死去。
「600万ドルの男」より前に「バージニアン」でリー・メジャースと一緒に仕事をしていたかもしれない。
<SMDM以外の主な作品>「バットマン」「バージニアン」「赤い旋風ワンダーウーマン」、「チャーリーズエンジェル」、「ペイトンプレイス物語」、「ヒッチコック劇場」
・ウィリアム・ドリスキル
主に「刑事コロンボ」のWriterとして活躍。
<SMDM以外の主な作品>「刑事コロンボ 歌声の消えた海」、「刑事コロンボ 忘れられた大スター」、「刑事コロンボ 仮面の男」

監督(Director)
・リチャード・アービング
TV映画シリーズの監督として活躍。1990年に死去。
<SMDM以外の主な作品>「刑事コロンボ 死者の身代金」「白バイ野郎ジョン&パンチ」、「エアーウルフ」
・ラス・メイベリー
TV映画シリーズの監督として活躍。リー・メジャースとは、「600万ドルの男」の後、「オースラル・ダウンズ」で一緒に仕事をしている。
<SMDM以外の主な作品>「奥様は魔女」、「鬼警部アイアンサイド」、「警部マックロード」、「人気家族パートリッジ」、「刑事コジャック」、「ロックフォードの事件メモ」、「ダラス」、「マグナムP.I.」、「マイアミ・バイス」、「スタートレック The Next Generation」、「オースラルダウンズ」
・ジェリー・ジェームソン
主にTV映画の監督として活躍。リー・メジャースとは、TV用映画「スターフライトI」、「真昼の決闘2」、「カウボーイとバレリーナ」の監督として一緒に仕事をしている。
<SMDM以外の主な作品>「鬼警部アイアンサイド」、「ハワイ5−0」、「警部マックロード」、「ダラス」、「エアポート77」(劇場公開)、「レイズ・ザ・タイタニック」(劇場公開)、「スターフライトI」、「真昼の決闘2」、「カウボーイとバレリーナ」、「ガンスモーク」、「ボナンザ・リターンズ」、「新・荒野の七人」
・クリスチャン・ナイビー
「日曜洋画劇場の故淀川さん」が、親子2代にわたるテレビ映画の監督とおっしゃっていました。
父に当たるこの方は、第27話、第36話を担当。息子もSMDMを監督し、共にシリーズを作り上げるという珍しい監督の仕事での親子競演を見事に果たしたのでした。1993年に死去。
<SMDM以外の主な作品>「ガン・スモーク」、「弁護士ペリー・メイスン」、「ローハイド」、「ボナンザ」、「ミステリー・ゾーン」、「アイ・スパイ」、「F.B.I.」、「刑事コジャック」
・クリスチャン・I・ナイビー2世
クリスチャン・ナイビーの息子。アクション系など動きのある映画の監督は得意中の得意?
「600万ドルの男」では、第18話、第24話、第25話、第44話を担当。親子競演はこのTVシリーズが最初かもしれないが真偽の程は不明。
リー・メジャースとは、「600万ドルの男」の後、「俺達賞金稼ぎ!フォールガイ」の監督として一緒に仕事をしている。
<SMDM以外の主な作品>「鬼警部アイアンサイド」、「ロックフォードの事件メモ」、「宇宙空母ギャラクチカ」、「ヒル・ストリート・ブルース」、「俺達賞金稼ぎ!フォールガイ」、「パトカーアダム30」、「ナイトライダー」、「特攻野郎Aチーム」、「リップタイド24時」、「新弁護士ペリー・メイスン」
・ディック・モダー(SMDM上では、ディック・モダー, リチャード・モダーの両表記あるが同一人物)
TV映画の監督として活躍。1994年に死去。
<SMDM以外の主な作品>「ボナンザ」、「ハワイ5−0」、「S.W.A.T.特別攻撃隊」、「バイオニック・ジェミー」、「赤い旋風ワンダー・ウーマン」

レギュラー・キャスト(Cast)
・リー・メジャース=スティーブ・オースチン役
1940年(1939年の説あり)4月23日(3月説あり)生まれ。
幼い頃に両親をなくし、叔父夫婦の下で育てられる。大学時代はフットボールの名選手として活躍。プロ入りの誘いもあったらしいが、怪我などで結局断念しロサンゼルスで公園管理人の仕事をしている時に、ジェームス・ディーンのプロデューサーに見出されて映画界入り。映画デビューは、1964年のホラー「血だらけの惨劇(一部に「血の惨劇」の表記あり)」。「フォールガイ」でも語っていたが、最初の5分で殺されてしまうクレジットにも載らない端役。その後、西部劇TV映画シリーズ「バークレー牧場」のヒース役として出演。人気を得た。映画ではチャールトン・ヘストンと共演した「ウィル・ペニー」、TVシリーズでは「バークレー牧場」の他に「バージニアン」と1960年代は西部劇の役者としてしばらく活躍していたが、西部劇の衰退によって現代劇へ進出。「オーウェン・マーシャル弁護士事務所」のレギュラーを演じている時に「600万ドルの男」の第1話目を撮るが、これが意外に好評だった為、シーズンの終了を待って「オーウェンマーシャル弁護士事務所」のレギュラーを降板。「600万ドルの男」の主役として専念する。「600万ドルの男」の第2話、第3話が90分のパイロット版単発ムービーで1時間枠の帯時間帯の放送でないのはこのためであったとか。「600万ドルの男」終了後は、アクション路線に転換。「俺達賞金稼ぎ!フォールガイ」、「オースラルダウンズ」と出演し人気を博した。
尚、キャシー・ロビンスンとの間の一子リー・メジャースJr.は、3部作の中で「ジム・カスティリアン」として出演していた。
<SMDM以外の主な作品>「血だらけの惨劇」、「L..B.ジョーンズの解放」、「ウィル・ペニー」(劇場公開)、「バークレー牧場」、「バージニアン」、「オーウェンマーシャル弁護士事務所」、「俺達賞金稼ぎ!フォールガイ」、「オースラルダウンズ」、「グッドラックサイゴン」、「超高層プロフェッショナル」(劇場公開)、「キラー・フィッシュ謎の人喰い魚群」、「SFスターフライトI」、「THEエージェンシー」、「ファイヤー」、「刑事ゲーブルマフィアの標的」(劇場公開)、「3人のゴースト」(劇場公開)、「第三種接近遭遇」(ドキュメンタリー)、「ビッグ・ライヤー」、「クール・ボーダー」、「バトル・オブ・ザ・バイキング」、「ラスト・カーチェイス」、「サイコキラー」、「NY殺人捜査線2」など
・リチャード・アンダーソン=オスカー・ゴールドマン部長役
若い頃軍隊にいたせいか、きっちりとした軍幹部とかお役人系、医者系の役柄が多い俳優。
実は、「バークレー牧場」でゲスト4回を誇る。リー・メジャースとは、「バークレー牧場」、「オーエンマーシャル弁護士事務所」と何度もゲストとして共演してきているらしく、ゴールドマン部長役では息のピッタリあったところを見せている。
「600万ドルの男」終了後は、「カバーアップ」で「新スパイ大作戦」のアンソニー・ハミルトン(故人)と共演。「600万ドルの男」と同じような影のボス的な役所で出演していた。また、「ナイトライダー」でもグレン・A・ローソンに敬意を払ってか第1話のパイロット版でマイケルの手術の担当医としてゲスト出演していた。
「トラ!トラ!トラ!」や「野生の証明」などの日本映画でもおなじみ。
<SMDM以外の主な作品>「弁護士ペリー・メイスン」、「トラ!トラ!トラ!」(劇場公開)、「刑事コロンボ もう1つの鍵」、「野生の証明」(劇場公開)、「ナイトライダー」(ゲスト出演)、「カバーアップ」、「バークレー牧場」(ゲスト出演)、「オーエンマーシャル弁護士事務所」(ゲスト出演)
・アラン・オッペンハイマー=ルディ・ウェルズ博士役(第1〜第2シーズン)
ウェルズ博士というと、SMDMファンが想像するのは、最初の「マーチン・バルサム」かこの人。ちょっと御茶ノ水博士みたいな感じの「人の良さそうなイメージ」の「マーチン・バルサム」とはちょっと対照的に「信頼できそうな理論派のお医者さん」といったイメージなのがこの方。
実はアメリカでは声優さんとして有名な方だったのです。
<SMDM以外の主な作品>「マイティ・マウス」(声の出演)、「大怪獣ガメラ」(Dr. Contrare役、劇場公開)、「スタア誕生」(劇場公開)、「ウエストワールド」(劇場公開)
・マーチン・E・ブルックス=ルディ・ウェルズ博士役(第3シーズン〜第5シーズン)
TV映画を中心に活躍している俳優さんのようです。
<SMDM以外の主な作品>「猿の惑星」(ゲスト出演)、「警部マックロード」(ゲスト出演)、「Dr.刑事クインシー」(ゲスト出演)、「エアーウルフ」(ゲスト出演)、「女刑事ギャグニー&レイシー」(ゲスト出演)、「地球爆破作戦」

(JackFALLGUY編纂)

注:エピソード番号、題記などは、講談社「Film Fantastic 6」より引用している。

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