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登場人物(敬称略)
・スティーブ・オースチン大佐(出演:リー・メジャース、声の出演:広川太一郎)
1942年2月5日生まれ。
アメリカ空軍のパイロット。NASAのアポロ宇宙計画に12年にわたって関わりアポロ17号で月まで到達した宇宙飛行士。アメリカを代表する6人の最優秀宇宙飛行士の一人に数えられる。
アポロ17号帰還後は、各地の講演もさることながら、テストパイロットとして引き続きNASAへ貢献していた。テスト機HL-10(Returns3部作内では、日本語版で「M3-F5」と言っている)の実験中に不運な事故に遭い(実際は事故ではなく競合会社が絡んで墜落するように故意に仕掛けられた事件だったことが後に判明する)墜落。右腕、左目、両足を失うという瀕死の重傷を負ったが、政府の要請を受けたルディ・ウェールズ博士のチームにより義眼、義手、義足を取り付けられて世界初のサイボーグ(バイオニックマン)として甦った。
かなりの遊び人にして博学。自身のメンテナンスのために機械工学の分野も修めて向かうところ敵なし。宇宙飛行士として身に付けた的確な判断力と分析力を兼ね備えている点は政府の意図するサイボーグ計画にはうってつけの存在であるが、理にかなわない点は相手が政府であろうが真っ向から否定し、自分の意見を通そうとする辺り頑固者でもある。ただのヒーローではなく、試行錯誤しながら怒り、哀しみ、喜びの感情をストレートに出して事件を解決していくところは非常に魅力のある人物。
・オスカー・ゴールドマン部長(出演:リチャード・アンダーソン、声の出演:家弓家正、66話、Returns3部作:勝部演之)
OSI(Office of Scientific Intelligence 科学情報部)部長。パイロット版第2話より登場する。バイオニック組織移植後のスティーブの上司。いつも実行困難な無理な依頼をスティーブに託す。当初は何かと衝突していたスティーブとの関係も時を経るにつれ良好な関係へと変化していく。感情むき出しのスティーブに対して時に冷徹さを見せるが、スティーブの頑固さに折れてしまうことも...。
・ルディ・ウェールズ博士
(出演:第1話=マーチン・バルサム、声の出演:富田耕正)
(出演:第1、第2シーズン=アラン・オッペンハイマー、声の出演:宮川洋一)
(出演:第3〜第5シーズン、Returns3部作=マーチン・E・ブルックス、声の出演:村越伊知郎)
バイオニック技術の研究分野では第1人者。スティーブとは古くからの親友だったらしい。スティーブの事故直後、政府からスティーブをバイオニック技術の実験台にするという前提の資金提供の申し出に悩むが、結果的に政府の依頼を受けスティーブの改造を担当。以後、スティーブの主治医としてスティーブを側面からバックアップする。しかし、その能力の故か標的として誘拐、狙われること多数。スティーブの助けで絶体絶命のところを何度も救われている。
〜エピソード中に複数回登場する主なゲストキャラ〜
・ドレンツ博士(第7話、第16話、第30話 出演:ヘンリー・ジョーンズ)
第7話で初登場する博士。ロボットの作成を得意にしており、最初はスティーブの親友フローン少佐を模したロボットを作成するも、スティーブに見破られ見事に失敗。再起を図って第16話では今度はスティーブに罠を仕掛けて生け捕りにしようとするもまたまた失敗。第30話では第16話でスティーブから聞き出したロボットの欠点を修正して、今度はゴールドマン部長にソックリなロボットを完成させ邪魔なスティーブの殺害を謀るも、最後の詰めが甘くこれもスティーブに見破られて失敗。最後は逮捕された。
・ジョン・ホッパー(第10話、第38話 出演:ゲイリー・ロックウッド)
双子のプロの殺し屋の兄。兄がアリバイを作り、弟が実行役だった。スティーブに細部の身体的特徴をその電子アイで見破られ、判事暗殺未遂事件で逮捕される。弟は実行役だったため刑務所入りし、その後獄中で死亡した。兄は弟を死に追い詰めたのは、スティーブのせいだと逆恨みし、スティーブに同僚殺害容疑の濡れ衣を着せて警察に彼を殺させようとするが、初お目見えのゴールドマン部長の秘書ペギー・キャラハンの活躍もあって、最後はスティーブに捕まることに。
・バーニー・ミラー(第21話、第47話 出演:モンテ・マーカム)
第21話、第47話に登場する通称「700万ドルの男」。カーレーサー。クラッシュ事故により両腕、両足を切断。バイオニック組織を移植されスティーブの後継として期待されるも、その驚異的な能力に彼はついて行けず精神的に不安定になり、バイオニックの適応能力に疑問符がつく。最終的には力を通常の人と同じノーマル状態にされ、カーレースの車の設計者として第2の人生を歩みはじめる。
・ジェミー・ソマーズ(第34、35話、第53話、第58話、第60話、第61話、第66話 出演:リンゼー・ワグナー)
スティーブの恋人にして元テニスプレーヤー。スティーブとの結婚間近のある日、ジェミーはスカイダイビング事故により負傷。スティーブの強い働きかけでバイオニック組織移植手術が行われた。第35話にてバイオニックの拒否反応を起こしてジェミーは死んでしまったと思われたのだが、実はマイケル博士の新しい手術で一命を取り留めていたことが後になって判明する。ただし、拒否反応の後遺症でスティーブとの日々は記憶喪失状態。スティーブとの日々を思い出そうとするとジェミーは強い苦痛を発症するため、スティーブは敢えて自分からジェミーを遠ざけるという苦渋の決断を下すことに。。。
・ペギー・キャラハン(第38話、第52話、第66話 出演:ジェニファー・ダーリング)
ゴールドマン局長の秘書。第38話で初登場。雇われて早々にスティーブに殺人疑惑が浮上。銃で撃たれたスティーブに代わって目覚しい活躍ぶり(?)を示すものの、その後、第52話で歯医者の恋人にだまされて差し歯に盗聴器を仕組まれてと踏んだり蹴ったり。男の人に惚れやすくだまされやすいのが欠点か?
・ビッグフット(第55、56話、第61話、第87話 出演:第55、56話アンドレ・ザ・ジャイアント、第61話、第87話テッド・キャシディ)
宇宙人が身を守るために作ったロボット。インディアンからは「サスカッチ」と呼ばれる伝説の怪物。
当初はスティーブと対決し腕をもがれるビッグフットだが、サンアンドレアス断層に起こった地震の影響で窮地に陥った宇宙人達を助けるスティーブに協力し、お互い仲良くなった。日本未放映の第61話では、悪い宇宙人に捕らわれた主人を助けようと再びスティーブと対決することになり、逆に今度はスティーブに重傷を負わせてしまう。尚、第87話にても再登場。第55、56話にて演じるはあの名プロレスラーにして”人間山脈”、”大巨人”と呼ばれた故「アンドレ・ザ・ジャイアント」。
登場人物相関図
後日掲載予定。
(JackFALLGUY編纂)
注:エピソード番号、題記などは、講談社「Film Fantastic 6」より引用している。
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The Six Million Dollar Man and The Bionic Woman are copyright (c) Universal
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