研究 「600万ドルの男」

HOME研究「600万ドルの男」Jackの「ネタばれ!エピソード解説」編>第47回

Jackの「ネタばれ!エピソード解説」編

【第47回】 「激突! もう一人のサイボーグ」
700万ドルの男「バーニー」再登場。前回バイオニックパワーに馴染めず暴走してしまったバーニーが期限付きでパワーを元に戻されたことから始まる再度のバイオニック対決!その行方は...。

<ストーリーの流れ>
後日掲載。

<あらすじ>(ネタバレ注意!)
OSIのバイオニック研究所にバーニーが呼ばれていた。そこへ任務が終わったばかりのスティーブが到着。スティーブは、バーニーの婚約者であるカーラを見つける。カーラからバーニーと結婚したことを告げられたスティーブは素直に喜ぶが、バーニーがOSI研究所に実験台として来ていることを知り、すぐさまドクターの研究室へ向った。部長とウェールズ博士は、バイオニックのパワーの上げ下げが可能かを観察するため、バイオニックパワーに馴染めず一旦パワーを落としたバーニーに目をつけ、48時間の時間限定ということで、そのパワーを元に戻してスティーブと同じ結果が得られるかどうかを試そうとしていた。スティーブは部長とウェールズ博士を研究室に訪ね、バーニーが精神的に不安定であることを考慮すれば、バイオニックパワーを元に戻すことは、時限爆弾のスイッチを再び入れることに等しいと実験に反対する。被験者を自分にして実験をできないかと部長に問うスティーブだが、一旦ダウンさせたバイオニックパワーが正常に戻ることを確認できない現状では、スティーブを犠牲にすることはできないと突っぱねられてしまう。渋々承諾せざるを得ないスティーブは、バーニーの実験に付き合うことにした。バーニーのバイオニックパワーは元に戻り、スティーブと同等となった。しかし、バーニーは、48時間の間に車のテスト運転をする許可を部長からもらっており、バイオニックパワーの実験が一息つくと、カーレース場に行ってしまう。スティーブはいつ暴走しないとも限らないバーニーを一人にするわけにはいかないとバーニーを監視しにカーレース場に向う。
スティーブはカーレース場でカーラを見つけ様子を聞くと、バーニーはバイオニックパワーが元に戻ることを聞いてテストを決めたという。事故後に優勝から遠ざかっているバーニーは優勝したいという気持ちを持っていて、バイオニックパワーが戻ったら優勝できるかもしれないと考え実験に同意したようだ。しかし、カーレース場の試運転でスピンしたバーニーは車のチューニングが悪いとオーナーに文句をつける。再度のチューンアップを要求したバーニーは、休憩中にバースティンという元OSIの科学者に会った。彼はバーニーのパワーを利用しようとしていた。取り合わないバーニー。そこへバイオニックアイで様子を見たスティーブが現れたためバースティンは姿を消す。不審がるスティーブにバーニーはCMの誘いだとはぐらかした。
チューニングが終わり全く問題はないと言い張るオーナーは再度全速力で車を走らせるようバーニーに指示をした。試走をするバーニーだが、また同じ場所でスピンしてしまう。オーナーはバーニーの技術が衰えてきていることを指摘するが、バーニーはバイオニックの感覚が以前の生身の自分の感覚と異なっていることに気付きつつも自分の非を認めようとせず、オーナーと口論になり思わずオーナーを突き飛ばしてしまう。スティーブが駆け寄るが、脈がないとスティーブに言われたバーニーはバイオニックパワーでオーナーを殺してしまったと思い込み人工呼吸を行って生き返ったことを告げるスティーブの言うことも聞かずその場から逃走してしまう。
逃走したバーニーは、バースティンに会い彼の隠れ家へと向った。
一方、行方不明になったバーニーを探すべくゴールドマン部長のオフィスに戻ったスティーブは、バーニーと会っていた人物が元OSIの科学者であることを知る。部長がバースティンの情報を集めている間にバーニーはバースティンに言われバイオニックパワーを使って銀行強盗をやってしまう。現金100万ドルを盗まれたと言う部長にスティーブは「それだけ?」と返す。驚く部長に、バイオニック・パワーを犯罪に使ったら何でもできてしまうと言うスティーブ。その時カーラからスティーブに電話が入る。まだ銀行強盗の件を知らないカーラにスティーブは事実を伝えようとはしなかった。
バーニーは、カースティンから分け前をもらいカーラを連れてブラジルに逃げると言ってカースティンの元を去っていってしまう。バイオニックパワーに太刀打ちできないとわかっているカースティンは、バーニーを意のままに動かすにはカーラを人質にとるしかないと考えていた。
バースティンの経歴を調べたスティーブだが、これと言ってバースティンの隠れ家につながる手がかりは得られない。100万ドルを手に入れた後のバースティンの出方を推測したいスティーブだが、ウェールズ博士に聞いても部長に聞いてもバーニーを手に入れた以上、何でもできる彼の次の行動を予測することは不可能だった。手がかりのないまま、スティーブと部長はウェールズ博士の研究所を後にする。
入れ替わりにバーニーがウェールズ博士の元を訪れた。銀行強盗で盗んだ金を出し車のオーナーの未亡人に渡してくれと依頼に来たのだった。ウェールズ博士からオーナーが生きていることを知ったバーニーは、カーラの元へと急ぐ。ウェールズ博士はスティーブに連絡をとった。
バーニーが家に着くとバースティンが待ち構えていた。カーラを人質にとったことを伝え次なる銀行強盗をバーニーに強要するカースティン。カーラの身を案じるバーニーは従うしかなかった。
バーニーは再び銀行強盗を行うが、運よくバーニーを見つけたスティーブに地下の駐車場で見咎められる。止めようとするスティーブと格闘となったバーニーはカーラが人質になっていることを告げた。2人で力を合わせてカーラを助け出そうと言うスティーブにバーニーは危険が大きすぎると納得しない。もみ合いになっているところに、カースティンの車が現れ、スティーブは銃を突きつけられ人質になってしまう。
カースティンの隠れ家でスティーブはカースティンから詰問を受ける。スティーブがバイオニックマンであることを知らないカースティンには、何故部長がバーニーを止めるためにスティーブをよこしたのか納得がいかなかった。バーニーはスティーブの首をバイオニックパワーで締め上げた。スティーブは、「バーニーと親友だから説得できると部長が考えたからだ」と答える。さらにバーニーが首を締め上げたため、スティーブは気絶してしまう。カーラと同じ部屋へ監禁するように言うカースティン。気絶したスティーブは、カーラの監禁されている部屋へ運ばれる。
カーラの呼びかけに意識が戻ったスティーブは見張りを突き飛ばしてカースティンの部屋へ急ぐ。ドアを拳銃で撃ってカースティンの手下を引き付けたスティーブは、ドアを倒して手下を倒した。同時にバーニーが周りの手下をやっつけた。「遅かったな」と冗談めかしにいうバーニーに「思ったより首の回復に時間がかかって。」と答えるスティーブ。2人のバイオニックマンの活躍でカースティンは逮捕された。
幾日かたって、スティーブはバーニーの事務所を訪れる。カーレーサーを辞めたバーニーは第二の人生として車の設計を担当する会社を設立したのだった。スティーブとカーラに食事に行こうと誘うバーニー。車は外にあるというスティーブにバーニーは、君の車を運転させてくれとおどけて頼むのだった。

<バイオニックシーン>
・後日掲載予定。

<ポイント・情報>
後日掲載予定。


<疑問やエラー>
・「バーニー」改名
前回第21話で初登場したバーニーの名前は、「バーニー・ミラー」。でも、今回の第47話では、「バーニー・ヒラー」(呼び方も会社の名前も含めて)となっています。「ミラー」から「ヒラー」へ改名?実は、これオチがついていまして。アメリカで「600万ドルの男」のシリーズが放送されていた当時、ちょうどこの第3シーズンが放送された頃に別の番組で「バーニー・ミラー」という警官が主人公のドラマが放送されていたそうです。ということで、「バーニー・ミラー」という名前がおいそれとは使えない状況にあったわけです。で、苦肉の策でMをHに変えて「バーニー・ヒラー」として登場させたという経緯があります。


注:エピソード番号、題記などは、講談社「Film Fantastic 6」より引用している。

*無断転載を禁じます。本内容はあくまで個人的研究結果である為、誤りがある場合があります。
*「600万ドルの男」の画像の著作権は、Universal Studios社にあります。また、その他の引用物の著作権は各社、作者にあります。

           

「第46回」へ  「第48回」へ

「Jackのネタバレ!エピソード解説インデックス」へ

「600万ドルの男」トップページへ

JackFALLGUYの検証の部屋トップページへ


All original content copyright (c) 2003- JackFALLGUY. All Rights Reserved.
Disclaimer:
The Six Million Dollar Man and The Bionic Woman are copyright (c) Universal Studios.
This site is Japanese fan site. No copyright infringement is intended.