東京地方裁判所の401号法廷が開かれました。裁判長の神谷正義たちが扱う事件は殺害事件です。被告の上村岬は、9ヶ月前に運転していた自動車で女性と娘を撥ね、殺害した上に死体遺棄を行ったというものです。
検察官は論告求刑で死刑を求刑しました。そのとき、神谷は法廷を出て行った男に目を留めました。
男は守藤秀人、若いながら株式会社モリフジの専務を勤めており、しかも岬の恋人です。彼女のために弁護士を雇い、最終弁論で求刑された死刑を覆すために走り回っていたのでした。
一方、神谷は謹厳実直を絵に描いたような仕事一途な男です。妻を亡くし娘との二人暮らしの自宅に帰ってきても持ち帰った書類から目を離さずにいる毎日で、娘の真里から「むっつり大明神」と密かに呼ばれているほどですから筋金入りです。
公判は何回か開かれました。神谷たちも今までの裁判記録などの資料を持ち寄って会議を開いたのですが、いくつかの疑問点が出てきたのです。被告の岬には本当に殺意があったのか?これによって量刑が大きく変わることもあるので慎重な判断が必要です。岬は何かを隠しているのか?審理に悩む神谷に、突如重大な事件が降りかかってきます。それは彼の人生も変えるような大きなことだったのです...!
裁判官という、人が人を裁く仕事の難しさ、苦しさを深く描いたドラマは、これから始まる裁判員制度という、私たちにも起こる責任重大なテーマへの布石として深く考えさせられる物語になっています。
これを期にちょっと考えてみるのもいいかもしれませんね。

さて、今年の春に収録された量刑の撮影現場スナップをご紹介です。
大きなテーマのドラマですが、撮影は和気藹々と行われましたよ。
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裁判所で会議をしているシーンの撮影です。ダークスーツが決まってますよ!
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こちらは娘役の前田愛さんとお昼の休憩かな? 英樹のこの顔は、どこでギャグを出そうか考えてる顔ですね(笑)
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裁判官・神谷正義は、無愛想で無口な父親という設定です。 英樹と正反対!どう演じてくれるのかな?期待できますよ。
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ご機嫌な英樹を紹介!
「反動でさ!大笑いしたくってねー! 興味深いお話だから絶対見てくださいね!」
と申しております。
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